『カムカムエヴリバディ』大和田伸也&鷲尾真知子が語る 「毎朝ほっとしてほしい」

『カムカムエヴリバディ』祖父母が語る

 毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。安子(上白石萌音)の祖父・橘杵太郎役の大和田伸也と祖母・橘ひさ役の鷲尾真知子よりコメントが寄せられた。

 本作は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く物語。京都・岡山・大阪を舞台に、時代を超えた愛すべきヒロインたちの日常に寄り添っていく。

 大和田は約40年前に朝ドラ『藍より青く』に出演。大和田はヒロインの相手役を演じていたが出征する役柄。しかし、人気のあまりに「助命嘆願(この役を死なせないでほしいという嘆願)」がNHKに届いたという。そんな思い出のある朝ドラに出演することについて、「70歳になっても出られることになり、緊張したりワクワクしています。しかも、最初はヒ ロインの相手役でしたが、今回はおじいちゃんの役ですからね(笑)。そういう意味では時代の流れも感じつつ、やっぱりうれしいですね」と喜びのコメント。

 鷲尾は、安子と自身のハハが同じ年の生まれということもあり、本作には縁を感じだという。「母や祖母からまさにこの『カムカムエヴリバディ』の時代の話を聞いて育ちました。私は終戦の4年後に生まれたので、るいちゃんよりも5歳年下です。生で聞いてきた話とすごくリンクしていて、とても身近なものに感じたのがこの台本を最初に読んだときの第一印象でした。きっと同じように感じられる視聴者のかたも多いと思います」。

 大和田が演じる杵太郎は孫の安子には優しい祖父。そんな杵太郎について、「この時代の和菓子職人ですから、頑固者で厳しい人だと思います。特にお菓子作りには厳しい人なんですが、一歩家庭に入って孫を見ると、甘くなってしまいます。僕には孫はいないんですが、息子が二人いて妻もいますので、杵太郎が安子に甘くなる気持ちはよくわかります」と共感していることを明かした。

 鷲尾は橘家の俳優たちについて、「まさに西田(尚美)さんは小しずさんだし、(上白石)萌音ちゃんは安子だし、おじいちゃんは大和田さん、甲本(雅裕)さんは金太、濱田(岳)さんの算太もね。 それくらい『つくりもの』じゃない感じです。役者は『つくる』のが仕事ですが、核の部分はプライベートな萌音ちゃんであり、西田さんであり……という感覚ですね」とリアルな橘家の関係が作られていることを明かした。

 最後に視聴者に向けて、それぞれメッセージを送っている。

「親子三代にわたる物語を、よく企画されたなと思います。ある意味では日本の近代史にもなるんでしょうね。僕たちがいなくなった後々の物語も、現代を投影している内容もあるみたいなので、そういうところも含めてよくできた物語だと思います。展開が早いので、毎日しっかり観ていただきたいです。この時代、おじいちゃんの存在というものが、大きいとは言わないけれど家族の一本の柱として存在していたんだよと知ってもらえたらと思います。おじいちゃんおばあちゃんがいて、孫の世代までいっしょに生きていく。その楽しさを岡山編では味わってもらいたいです。日本の昔の家族の在り方を観て、ぜひ、毎朝ほっとしてほしいです」(大和田)

「戦争という大きな黒い雲がかかってきてみんなの生活がかわっていく前のほんとうに幸せな時間を、個人プレーではなく家族というチームプレーで出せたらいいなと、最初に台本をいただいたときから思っていました。これから先、安子がつらくなるシーンもあると思います。それでも、安子は生きていかなくちゃいけないんですよね。ドラマが始まり、幸せな数週間をチームプレーで届けられたらいいなと思います。ご覧になってくださるみなさんにも、その時間を楽しんでいただければなによりです」(鷲尾)

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK



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