神尾楓珠、山田杏奈の第一印象は「こんな中学生がいるんだ」 初共演を振り返る

神尾楓珠、山田杏奈の第一印象を明かす

 またこの日は、作品タイトルにちなみ、いままで言えなかった“実は好きだったもの”というトークテーマが展開された。神尾は「恋バナが好きなことに気づきました。学生のころはそういう話が嫌いだったのですが、大人になってめちゃくちゃ楽しいって思えるようになりました」と回答すると、山田は「私はいま知育菓子にはまっているんです。いまハンバーガーの味のハンバーガーが作れたり、ピザ味のピザが作れたりするんです」と目を輝かせて語っていた。

山田杏奈

 非常にセンシティブな内容の作品にチャレンジした神尾は「最初は題材が題材なので、いまのこの時代にこの映画を撮ることがリスキーなのかなと思ったのですが、監督やプロデューサーさんのまっすぐな思いを感じて受けさせてもらいました」と語ると、「この映画を観て、いままで自分のなかでなんとなく思っていたけれど、言葉にできなかったことが映画のなかで言語化されているなと感じました。普通ってなんだろうとか、幸せってなんだろうとか、いろいろ考えて演じた作品です。皆さんにもなにか考えてもらえるきっかけになったら嬉しいです」と作品に込めた思いを語っていた。

■公開情報
『彼女が好きなものは』
12月3日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:神尾楓珠、山田杏奈、前田旺志郎、三浦りょう太、池田朱那、渡辺大知、三浦透子、磯村勇斗、山口紗弥加、今井翼
監督・脚本:草野翔吾
原作:浅原ナオト『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(角川文庫刊)
エグゼクティブプロデューサー:成宏基
プロデューサー:前原美野里、宮本綾
音楽:ゲイリー芦屋
企画協力:KADOKAWA
企画・制作・プロデュース:アニモプロデュース
配給:バンダイナムコアーツ、アニモプロデュース
製作:「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年/日本/121分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/デジタル/PG12
(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
公式サイト: https://kanosuki.jp

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「レポート」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる