山田杏奈×芋生悠、3度目の共演の“信頼感”で挑んだラブシーン 悩める高校生役に共感と疑問

山田杏奈×芋生悠『ひらいて』正反対の役作り

芋生「“自分がなりたい女性像”が詰まっていた」

ーー監督を務めた首藤凛さんはもともと原作の大ファンで、長いこと自身の手でこの作品を映画化することを望んでいたそうですね。

芋生:この作品にかける思いが一番強かったのが監督で、やはり熱量がすごかったです。この作品においての不動のリーダーというか、“ついていけば大丈夫”という安心感がありました。それでいて、熱量はものすごくあるのに、現場ではかなりクールというか、絶対に感情を取り乱さないスタンスで、それがすごくカッコいいなと思っていました。私たちが不安になるような立ち振る舞いとかも絶対にしない方で、私にとっては首藤さんが“信頼するお姉ちゃん”のような存在でした。

ーー山田さんは撮影現場で監督とかなりコミュニケーションを重ねられたそうですね。

山田:愛という役もあってか、私と監督の関係は、芋生ちゃんと監督との関係とはちょっと違っていて。愛のことを一番分かっているのが監督だったので、私はその怖さもありましたし、監督の中には“こう!”っていう愛の姿があるはずなんですけど、監督はそれを私には言わずに、考えさせるというやり方だったんです。なので、割と愛のままというか、緊張感のある話し合いを監督とはさせていただいていました。監督と話す中で、愛の姿を作っていって、私もたくさん考えて……という感じでした。

ーー山田さんにとってそういうアプローチは珍しいことなんですか?

山田:そうですね……特に最近の現場は、監督から「こうしてください」と言われて、こっちが「はい」というような、自分の中での役作りを持っていった上で、現場で監督と調整していくことが多かったんですけど、『ひらいて』の愛はそうではなく、私がどんどん考えてもがいている姿を監督が大事にされていたんです。なので、今回は自分の中で「これ!」と思ってお芝居をしたことは1回もないんです。いつも「これでいいのかな……」と悩みながらやっていたんですが、完成した作品を観て、初めて「愛でいられたな」と思えました。

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ーーお二人にとっても今回の『ひらいて』はかなり大きな経験になったようですね。

芋生:今まで演じてきた役は、人としてちょっと欠けてるというか、まだ自分の未熟な部分と闘っている役が多かったので、こんなに無敵な女の子を演じることがありませんでした。この映画には、“自分がなりたい女性像”が詰まっていました。

山田:私は、環境を受け入れて自分自身で成長していくような役が今までは多かったんですが、愛は自分からぶつかっていって、返ってきてもそのまま体当たりしていくタイプでした。今までは、家に帰ってまでその役のことを考えることがあまりなかったんですけど、愛の場合は結構エネルギーを使っていた感じがあって。そこは初めての経験でしたし、お芝居としては日々すごく楽しかったです。分からないことがあるって楽しいなと。もっと突き詰めることがあるのは、最終的にはすごくおもしろいし幸せなことだと思うんです。現場もお芝居も、本当に毎日楽しかったですね。

■公開情報
『ひらいて』
全国公開中
出演:山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠、山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人
監督・脚本:首藤凜
原作・綿矢りさ『ひらいて』(新潮社文庫刊)
制作プロダクション:テレビマンユニオン 
製作:「ひらいて」製作委員会 
配給:ショウゲート
(c)綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
公式サイト:hiraite-movie.com 
公式Twitter:@hiraite_movie

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<応募締切>
11月11日(木)



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