白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音ら、『嘘喰い』出演決定 横浜流星が決め台詞放つ特報映像も
横浜流星主演映画『嘘喰い』に白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平が出演することが発表され、あわせて特報映像が公開された。
本作は、シリーズ累計発行部数880万部を突破する迫稔雄作のギャンブル漫画の実写映画版。『リング』『スマホを落としただけなのに』などの中田秀夫が監督を務める。
横浜が演じるのは、通称「嘘喰い」と呼ばれるギャンブラー・斑目貘。巨額な金を賭けたギャンブルを仕切り、ルールを決め敗者の死に方を用意する賭け場・倶楽部賭郎の頂点を目指していく。そして佐野勇斗が斑目貘に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣を演じる。
白石が演じるのは、闇カジノを経営し巧妙なイカサマで客から金をむしり取るオーナーの鞍馬蘭子。白石が中田監督作品に出演するのは、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020年)以来となる。
また、科学者でありながら、ある事件が原因でマッドサイエンティストに豹変し権力者たちから金と命を賭けで奪っていく佐田国一輝を三浦が演じる。
本作の重要なキーワードでもある“賭郎”とは、政府の要人をはじめ権力者にして一流のイカサマ師たちが含まれ、その支配力は国家をも凌ぐ会員制の倶楽部。会員同士のギャンブルに、絶対的な頭脳と武力を併せ持つ立会人を派遣、中立の立場でその場を取り仕切り、負けの代償は生死を問わず取り立てる。櫻井は賭郎で頂点に君臨しお屋形様と呼ばれる謎の男・切間創一役を演じる。『キングダム』『Diner ダイナー』など原作を再現するビジュアルに定評のある本郷が立会人・目蒲鬼郎役、同じく立会人・夜行妃古壱役を村上が演じる。
公開された特報映像の冒頭では、横浜演じる天才ギャンブラー主人公・貘が「あんた、嘘つきだね」と、漫画内でも貘が勝利を確信した時に言う決め台詞でスタート。闇ギャンブルの世界で今宵は何を懸けるのか聞かれた貘が選んだのは、1時間以内に上空に飛行機が飛ぶか飛ばないかのゲーム内容。嘘がバレたら死ぬ極限の騙し合いゲームに挑む、佐野、白石、本郷、櫻井、三浦の緊迫した表情が映し出されている。
また、本作の公開日が2022年2月11日に決定した。
コメント
白石麻衣(鞍馬蘭子役)
闇カジノのオーナー・親分の役なので、口調の強さを意識して芯の強い女性として演じました。衣装や髪型もシーンごとに大きく変えているので、そこも皆さまに楽しんでもらえたらと思います。横浜さんとは初共演なのですが、ストイックな役作りを近くで拝見し、また同世代でもあるので現場でも楽しくお話をさせて頂きました。
本郷奏多(目蒲鬼郎役)
元々漫画を読ませて頂いておりましたので、目蒲の持っていたイメージである何を考えているか分からないような不気味さをどう表現するのかを考えて撮影に臨みました。アクションシーンもやらせて頂いたのですが、中田監督やアクション監督がアイディアを取り入れて頂いて、カッコいいアクションになっていると思いますので、ご期待ください。
櫻井海音(切間創一役)
初の映画撮影だったのでとても緊張しました。出演が決まった時は本当に嬉しく、中田組の一員になれて幸せでした。お屋形様/切間創一は非常にミステリアスな役ですが、原作から読み取れる要素や背景を自分なりに汲み取りながら、精一杯演じさせていただきました。是非お屋形様の所作にもご注目ください。
村上弘明(夜行妃古壱役)
衣装合わせの時、監督から「アクションは映画の見せ場にしたい」と言われ意気に感じ早速トレーニングを始めました。無敵の死神〈夜行〉に相応しい体造りは思ったよりハードでしたが、近年テレビドラマの多かった私にとって監督の的確な演出は嘘喰いの世界観に導いてくれました。大画面ならではの独特のリズムは私にとって至福のひとときでした。
三浦翔平(佐田国一輝役)
佐田国という役はある事をきっかけに、科学者からマッドサイエンティストに変わる役ですのでその感情の変化や、体の動かし方の違いを意識して演じました。横浜さん演じる貘と戦う、圧倒的に“悪”で敵対する役は、初めてでしたので新鮮で楽しんでやり切りました。流星君は若いのにしっかりしていて、彼の空気感やお芝居も、凄くやりやすかったです。二人のシーンも楽しんで頂ければと思います。
■公開情報
『嘘喰い』
2022年2月11日(金)全国ロードショー
出演:横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平
原作:迫稔雄『嘘喰い』(集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:中田秀夫
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)迫稔雄/集英社 (c)2022映画「嘘喰い」製作委員会