『海街チャチャチャ』第10話、3人が想いを告白 ホン班長の“ヒーロー”ぶりも炸裂

『海街チャチャチャ』第10話、3人が想いを告白

 『海街チャチャチャ』(Netflix)の10話はヘジン(シン・ミナ)が家に帰ると男が侵入するという衝撃的な展開から幕を開けた。ヒーローのごとくホン班長(キム・ソンホ)が現れ、負傷しながらも犯人を撃退。事件現場では過ごせないのでヘジンはホン班長の家に泊まり、そこで初めて彼自身の話を聞いたのだった。ホン班長が自分の話をするのはヘジンが2人目。1人目の謎は残るが、ホン班長にとってヘジンは数少ない特別な存在であるのは間違いない。

 一方のソンヒョン先輩(イ・サンイ)も14年前、ヘジンに彼氏がいたので、彼女に気持ちを伝えられずに終わってしまったことを思い出し、今回は後悔するまいと覚悟を決めてヘジンに告白するのだった。ソンヒョン先輩は親友のピョ・ミソン(コン・ミンジョン)の言う通り、家柄・職業・性格もヘジンの理想的であるにもかかわらず、ヘジンは彼の気持ちをどう受け止めて良いか結論を出せない。それは、コンジンとホン班長の影響を受けたヘジンが変わったからだ。

 初めて移住した時、不便で他人から干渉されるコンジンの街に慣れない様子だったヘジン。今ではすっかり町の人とも仲良く、いつしか手助けしてくれたホン班長はへジンの中でいて当たり前の存在になった。よって、気分転換をしにソウルへ出かけた際は、ショッピングで自分の洋服を選んでいるミソンと比べ、ヘジンは男物の洋服ばかり目が行ってしまう。ミソンがレストランでもロブスターが出てきて喜んでいるのに対して、ヘジンはホン班長と一緒に食べた蟹の方が美味しいと、ソウルでもコンジンの話ばかり。さらに雨に濡れるのが嫌だと言っていたのに、傘もささずにそのまま歩き出すのだ。雨に打たれながら思い出すのは、ホン班長と雨の中で一緒に遊んだことはじめ、彼のこと。ようやくヘジンは自分の気持ちに気づき、告白するのだった。

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