A・ロックウェル監督の家族が総出演 『スウィート・シング』ポスター&場面写真公開

『スウィート・シング』場面写真&ポスター

 10月29日より全国順次公開される『スウィート・シング』のポスタービジュアルと場面写真が公開された。

 本作は、『イン・ザ・スープ』や『フォー・ルームス』などで知られ、ジム・ジャームッシュと並んで米インディーズ映画のアイコンとして知られるアレクサンダー・ロックウェル監督の最新作。

 本作が描くのは、親に頼ることができず自分たちで成長していかなくてはならない、15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ、そしてその家族の物語。演じるのは、ロックウェル監督の実の娘ラナと息子ニコ。そして監督の実の妻である女優カリン・パーソンズが母親イヴを演じ、『イン・ザ・スープ』からの盟友で、『ウェンディ&ルーシー』や『ミナリ』で知られる名脇役ウィル・パットンが父親アダム役で出演している。

 舞台はマサチューセッツ州・ニューベッドフォード。普段は優しいが酒のトラブルが尽きない父アダムと暮らす、少女ビリーと弟ニコ。ある日、父アダムが強制的な入院措置となり、身寄りのないビリーとニコは、家を出て行った母親イヴのもとへ行くのだが……。子どもたちの、悲しいけれどどこか希望に満ちた、ひとときの冒険が始まる。

 このたび公開されたポスタービジュアルでは、監督の実の娘ラナが演じる主人公の少女・ビリーの微笑みを捉えたモノクロ写真が全面に使われている。これは、ビリーと弟のニコが、ある日出会った少年マリクと逃避行に出る場面から切り取られたもの。酒のトラブルが絶えない父、身を寄せた母とその恋人の家でも居場所がないビリーが、心から幸せな笑みを浮かべた瞬間だ。「宝物のような1日だった」というキャッチコピーは、彼らが冒険の中で出会う美しい景色や出来事を予感させる。

 あわせて公開された場面写真では、父アダムと一緒に母イヴを待っている2人、マリクと3人で外を駆け抜ける姿などが切り取られている。

20210826_sweetthing_sub01
20210826_sweetthing_sub02
20210826_sweetthing_sub03
20210826_sweetthing_sub04
20210826_sweetthing_sub05
previous arrow
next arrow
20210826_sweetthing_sub01
20210826_sweetthing_sub02
20210826_sweetthing_sub03
20210826_sweetthing_sub04
20210826_sweetthing_sub05
previous arrow
next arrow

■公開情報
『スウィート・シング』
10月29日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開
監督・脚本:アレクサンダー・ロックウェル
配給:ムヴィオラ
2020年/アメリカ/91分/DCP/モノクロ+パートカラー/原題:Sweet Thing

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる