『シャン・チー』キャストやケヴィン・ファイギが語る特別映像公開 ポスタービジュアルも

 9月3日に全国公開されるマーベル・スタジオ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の特別映像とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』から約2年、現在公開中の『ブラック・ウィドウ』に続くマーベル・スタジオ最新作。マーベル・スタジオの新たなヒーロー誕生の瞬間の物語を描く。

 主人公シャン・チー役には、シム・リウが抜擢。そして、シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、『恋する惑星』『インファナル・アフェア』のトニー・レオンが出演する。さらに、オークワフィナ、ミシェル・ヨーらが脇を固め、『ショート・ターム』『黒い司法 0%からの奇跡』のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取る。

 公開されたポスタービジュアルでは、「最強ゆえに戦いを禁じた、新ヒーロー誕生」というコピーとともに、伝説の腕輪(テン・リングス)を身に付け、最愛の妻を失い悪に染まった最凶の父・ウェンウー(トニー・レオン)や、一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹シャーリン(メン・ガー・チャン)、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ(オークワフィナ)や、物語の鍵を握る人物たちの姿が切り取られている。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」特別映像【シャン・チー誕生秘話編】

 特別映像では、メイキングシーンとシム・リウらキャストや制作陣が本作の魅力を語る。

 マーベル・スタジオの社長で、本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギは「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻ることになる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されていることを知る……その組織というのが、テン・リングスだ。そこに、私たちが心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」とコメント。また、シャン・チーの背景について、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」と明かす。

 主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、当時の運命的な出会いを振り返る。続けて、「彼は父親のところに連れ戻される……そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも、父親はとても非情な父親だ。そして、とんでもないことが起きる」と語るように、「いまこそ私のもとへ戻るのだ」「断る」とシャン・チーと悪に染まった父が対峙する場面も確認できる。

 また、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができるわ」とシム・リウの演技を絶賛。クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と本作への自信を語った。

■公開情報
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
9月3日(金)全国公開
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)Marvel Studios 2021

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