『推しの王子様』比嘉愛未の堂々演技に感じる気概 “お仕事ドラマ”としての面白さも

『推しの王子様』お仕事ドラマとしての面白さ

 比嘉は、放送直前に渡邊と放送カウントダウンインスタライブを実施。今回の第3話の見どころとして、この水嶋への最終プレゼンを挙げ、「船越さんの存在感がとても大きい。その中で、動じずに芝居をするというのが自分もメンタルが試されたなあと思ってます」と、重圧を感じながらも船越に負けないよう、演技に力を入れた様子を語っていた。その言葉通り、比嘉は船越を射抜くような目線で見つめ、堂々と演技。「ペガサス・インク」の社長として、その表情からは気概を感じさせた。

 航は、疎まれていた有栖川(瀬戸利樹)から仕事を頼まれるなど、他スタッフから徐々に信頼もされ、着々と成長中だ。そんな中、急速に距離が縮まる泉美と航に杏奈(白石聖)は複雑そうな顔をする。光井も、今回ばかりは航に助けられた泉美に「(航が)意外と本当に王子様になっちゃったりして?」と言って茶化すが、その後見せた泉美の満更でもない表情に何やら思うところがありそうだ。泉美や航を取り巻く人間関係に変化が起きそうな予感のする第3話の終わりだった。

■放送情報
木曜劇場『推しの王子様』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐、船越英一郎ほか
脚本:阿相クミコ、伊達さん(大人のカフェ)
編成企画:狩野雄太、江花松樹
プロデュース:貸川聡子
演出:木村真人、河野圭太、倉木義典
制作著作:共同テレビ
(c)フジテレビ

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