滝藤賢一主演ドラマ『警視庁ひきこもり係』放送決定 山本舞香、戸塚純貴、富田靖子ら共演

滝藤賢一主演『警視庁ひきこもり係』放送へ

 滝藤賢一主演ドラマ『警視庁ひきこもり係』がテレビ朝日系で8月5日に放送されることが決定した。

 『ナイト・ドクター』の大北はるかが脚本を手がける本作は、ひきこもりとひきこもり予備軍が集まったチームが、テレビ電話を活用して、完全リモート捜査で事件の真相に迫っていく刑事ドラマ。滝藤が演じるのは、いつの頃からか警察署内の一室に住み込み、部屋から一歩も出ずひきこもったままの引谷太郎。警察署内でも噂になるが、その素性は誰も知らていない引谷が、万年人手不足の問題を抱える警察の各部署のサポートのために作られた部署・生活安全課総務2係、通称「ひきこもり係」のキャップに就任する。

 そのほか、山本舞香が元ハッカーで今は漫画喫茶にこもっている百田桜、戸塚純貴が元陸上の代表選手で怪我によって挫折した草壁栄次、富田靖子が元科捜研で介護をきっかけに社会から孤立してしまった家藤時子、高田純次が現役時代は数々の難事件を解決した元ベテラン刑事の花房等をそれぞれ演じる。

コメント

滝藤賢一(引谷太郎役)

よくこんな話を考えたなと思いました。とても上手くできているんですよ。刑事も
のなのに「ひきこもり」ですからね。そんなことあります? もしシリーズ化したとし
ても外には出られないってことですから(笑)。逆に挑戦したくてメラメラ燃えてい
ます!
私が演じる引谷は出られない事情があっての「ひきこもり」なので、この状況を楽
しんでいます。引谷の引きこもっている警察署内の部屋は植物など引谷の趣味に囲ま
れていて、とてもポップな上、衣装も洒落ております。植物とファッションが大好物
な私は、スケジュールがタイトなのも忘れて、毎日ウキウキしながら撮影に行ってい
ました。
このドラマの見どころは「ひきこもり係」の5人のチームワーク、そしてゲストの
方々の圧倒的な存在感だと思います。戸塚くんが演じる草壁や舞香ちゃんが演じる桜
がたくましく成長していく姿にはグッときます! 富田さんが演じる時子さんはとても
キュートですし、高田さんが演じる花房さんは言わずもがなサイコーです! 老若男女
多くの方に楽しんでいただける作品になっておりますので、是非観ていただけたら嬉
しいです!

山本舞香(百田桜役)

最初に『警視庁ひきこもり係』って聞いた時、もうタイトルが面白いなって思いま
した。私が演じる桜は元ハッカーと聞いていて、「これはセリフの量多いんだろうな
…」って不安を感じたり、刑事ドラマということでもとても緊張していたりしたんで
すけど、現場がとても明るくて、楽しい雰囲気だったので安心しました。また、こう
いう経験をさせていただくのはとても貴重なことですし、自分の経験値としてもやら
せていただけたことが、とてもありがたいと思いました。現場ではアドリブもあり、
滝藤さんが良いアイデアを出してくださるので、とても楽しかったですし、いい経験
になりました。
私にとっては新しい役柄の挑戦でしたし、「ひきこもり係」の掛け合いにも注目し
ていただきたいなと思います。笑えるだけでもなく、真剣なだけでもなく、しっかり
と家族愛なども描かれていて、泣けて笑えて楽しい作品になっていると思うので、ぜ
ひ見ていただきたいなと思います。

戸塚純貴(草壁栄次役)

僕が演じる草壁は引谷さんに振り回されながら、テレビ電話で捜査をするシーンが
たくさんあるんですけど、テレビ電話越しでお芝居をするというのがあまりない経験
で大変でしたが、すごく新鮮でしたね。どういう風に映っているのか、完成を見るの
が楽しみです。撮影期間全体を通して、最後の3日間くらいでやっと全員が集結した
のですが、それまでずっと僕はひとりで動いていたので、皆さんにお会いできた時は
、ちょっと感動しましたね。寂しかったので(笑)。
全員でのシーンでは、滝藤さんが現場でいろんなことを提示してくださるので、そ
れについて話したり、のっかって演じたり…皆でお芝居を作る、一つの劇団のような
感じでした。すごくありがたかったですし、これが「ひきこもり係」なんだなって感
じることができました。その現場での楽しい雰囲気だったり、みんなで作り上げてい
く感じが、本編通して視聴者の皆さんに伝わればいいなと思いますし、きっと伝わる
と思っています!

富田靖子(家藤時子役)

最初に台本を拝見した時、とても新しい切り口でしたし、「こういう風に捜査する
んだ、ひきこもり係は!」って驚きながら、本当に楽しく読んだっていうのが、正直
なところです。
私が演じる時子さんは、介護をしながらひきこもりになってしまったのですが、ま
ずちゃんと、なぜ時子さんが引きこもりになったのかっていう理由を自分の中で明確
に理解しながら演じることを心掛けました。ただ、だからと言ってそれで、「私はひ
とりぼっち」という暗いお芝居をするのではなく、それもありつつ、毎日ちゃんとそ
れなりに、自分の母親の介護をしながら丁寧に日々生きる女性にしたいという思いは
ありました。
現場では、滝藤さんがカッコイイお父さんのようで、そして実は舞香ちゃんが一番
しっかりしていてお母さんのようで! 引谷お父さんと桜お母さんの中で、私はぬく
ぬくしていた感じです(笑)。皆が伸び伸びと個性を発揮している作品だと思うので
、楽しみにしていただければ嬉しいです。

高田純次(花房等役)

「ひきこもり係」ってあまり聞かない新しいフレーズだから、ちょっと興味をそそ
られるよね、新鮮な感じもするし。この作品はね、最初に台本を読んだ時、ガツンと
印象に残るような気がしたのよ。それをどういう風にやっていこうかなって思いまし
たね。第1作目をビシっと決めておかなきゃいけないじゃない? この作品に入るか
らには、とりあえず体作らなきゃいけないと思ってね、早朝から10キロマラソン、そ
の後ちょっとピアノ弾いて、それからストレッチをやろうと思って…たんだけど、で
きないで終わったね(笑)。
あと共演者に初めての方が多くて、そういう時って楽しいよね。刺激を受けます。
我々の年になるとなかなか刺激がないから。撮影現場が遠くて、それも刺激と言えば
刺激だったよね。

■番組概要
『警視庁ひきこもり係』(テレビ朝日)
テレビ朝日系にて、8月5日(木)20:00〜21:48放送
出演:滝藤賢一、山本舞香、戸塚純貴、富田靖子、高田純次
脚本:大北はるか
ゼネラルプロデューサー:関拓也(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、岡美鶴(アズバーズ)
演出:樹下直美
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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