『いいね!光源氏くん』神尾楓珠が恋のバトルに参戦 紫の上の写真が今後のキーアイテム?

『光源氏くん』神尾楓珠が恋のバトルに参戦

 光源氏(千葉雄大)と沙織(伊藤沙莉)のライバル登場という波乱の幕開けでスタートした『いいね!光源氏くん し~ずん2』(NHK総合)。第1回はそのライバルである一条融(一ノ瀬颯)、紫の上(紺野彩夏)の2人に注目が集まったが、第2回でスポットライトが当たるのがカイン(神尾楓珠)である。

 カインは沙織の妹・詩織(入山杏奈)の友人でホストクラブに勤めている金持ちのボンボン。喋り方はいかにもな現代っ子で、光や中将(桐山漣)の古語とは混ぜるな危険。言うまでもなく、英語を使う一条が入った『し~ずん2』はカオス状態にある。そんなカインが光や沙織とのピザパーティー中に、乗っていたバランスボールから落下。現世から『源氏物語』の世界へと次元ジャンプする超展開となるのだ。

 そこでカインが出会うのが紫の上。『源氏物語』のヒロインの一人であり、光が最も大切にした女性だ。あまりに豪華絢爛な六条院を映画のセットだと思い込んだカインは、持っていたスマホですかさず連写。その時、風で捲れ上がった簾の奥に見える紫の上に、カインは一目惚れをするのだった。「ガチで可愛かった~」とその思いを歌にして「マジヤバイ 風強い日に 見た君にぃ また会いたいな 今度飯どう?」と詠む始末。脳内で紫の上とのラブロマンスへと発展する妄想が繰り広げられる中、カインは再びバランスを崩し、現世へと半ば強制的に次元ジャンプさせられてしまうのだった。

 現世に戻っても興奮が冷めやらないカインは当然、紫の上のことを光たちに報告。「マジで惚れちゃいました」というカインに、光は「それは断じてならん!」と咄嗟に紫の上への未練をあらわにしてしまう。その一言が正直になれない沙織の心をかき乱すのだった。ここで、現在の『し~ずん2』における相関図を整理すると下記のようになる。

 一条融→沙織⇄光源氏⇄紫の上←カイン

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