竜星涼、『レンアイ漫画家』で“早瀬さん”を好演 ラブコメ界の“異端児”誕生の背景とは

竜星涼、『レンアイ漫画家』で“早瀬さん”を好演 ラブコメ界の“異端児”誕生の背景とは

 恋愛漫画家の主人公・刈部清一郎(鈴木亮平)と崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が不器用な恋を繰り広げるラブコメドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)。

 刈部とあいこの恋愛の行方についても盛り上がる一方で、第9話で漫画家と担当編集者の関係を“大恋愛”になぞって繰り広げた刈部と編集者・向後(片岡愛之助)ら、彼らを取り巻く人物たちにも注目が集まっている。

 その中で毎週ネット上で話題になっているのが、竜星涼演じる“早瀬さん”。元々は真面目で爽やかな元ラガーマンの好青年で、一流企業に勤務しているエリートサラリーマンとして第1話に登場した。刈部から漫画のネタ取材の依頼を受けたあいこにとって、疑似恋愛ミッションの最初の相手だ。丸の内OLのフリをして早瀬に近づいたあいこだったが、結局は早瀬に全てを明かす。だが、早瀬はあいこに幻滅するどころか、「僕のためにそこまで頑張ってくれてたなんて」と喜び。だが、「別れろ」という刈部の指示を受けたあいこから、泣く泣く別れを告げられることに。

 その後、次の疑似恋愛ミッションの相手が登場し、早瀬の登場はもうないのかと思われていた。しかし、早瀬は、ずっとあいこを見てたのだ。第5話で明らかになったのが、早瀬があいこへの気持ちを諦めきれず、こっそりストーカーをしていたということ。その後も幾度となく本作に登場し、あいこの“見守り隊”としてストーカーを続けている。

 ネット上では、そんな早瀬に「目が離せない」の声が殺到。あいこの見守り活動を続けている結果、刈部の正体を晒した犯人を突き止めるなどのファインプレーも見せており、視聴者からの好感度は増すばかりなのだ。

 一歩間違えれば、反感を買ってしまうようなポジションの早瀬をここまで愛されるキャラクターへと昇華させた竜星涼。彼の起用理由について、編成企画の佐藤未郷氏に話を聞いた。

「早瀬というキャラクターは、脚本家の松田(裕子)さんと本を作っているときに、すごく面白がって作っていったキャラクターでした。再登場のサプライズもあって、ストーリーを絶対に面白い方向に動かしてくれる、妖精的な存在になると思いながら、パッと思い付いのたが竜星さんでした。スタッフみんなが納得で、お芝居が達者である竜星さんに、早瀬さんの憎めなさをどのように出してもらえるか。それは期待以上でした」

 これまでもどこか怪しい役柄を演じてきた竜星。『アンナチュラル』(TBS系)では葬儀屋・木林南雲役として特異な存在感を放ち、最終話まで怪しまれる存在で注目を集めた。また、『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)では買い物コーディネーターの草介として登場後、警視庁人事一課の人間であることが明らかに。本作のプロデューサーの小林宙氏が「竜星さんが持っている“ただ者じゃない感”がある。稀有な方」とその存在感を語るように、彼は1人のキャラクターを巧妙な見せ方で演じ、視聴者の想像を掻き立てる。

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