鈴木亮平、30代を過ぎて変化した「かわいい」への嬉しさ 実はラブコメ好きの一面も 

鈴木亮平、30代を過ぎて変化した「かわいい」への嬉しさ 実はラブコメ好きの一面も 

「レンアイしろ!」

 漫画のネタのために、疑似恋愛のミッションを依頼する/される関係だった刈部(鈴木亮平)とあいこ(吉岡里帆)が徐々に新展開を迎えている『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)。

 山崎紗也夏による同名漫画を原作とした本作は、漫画一筋の恋愛下手な主人公・刈部と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子・あいこの恋に不器用な2人が繰り広げるハートフルラブコメディー。

 第5話であいこの姉・るりこ(観月ありさ)を前に恋人同士のフリをすることになった刈部とあいこだったが、るりこから掛けられた言葉で、互いの大切さ、そして相手への気持ちに気がつく2人。しかし、刈部がかつて想いを寄せていた弟・純(白石隼也)の別れた妻で美波(内田理央)が突然現れた。

 今回、刈部を演じる鈴木亮平に、『レンアイ漫画家』後半の見どころと合わせて、王道の恋愛ドラマに挑んだ心境を語ってもらった。

キラキラした夜景をバックに「あれ? これ僕でいいんだっけ?」

ーー鈴木さんにとって王道の恋愛ドラマは今回が初ということでしたが、やる前に思っていたイメージと、実際やってみての感想はどうでしたか?

鈴木亮平(以下、鈴木):この作品の撮影が終わってから、寂しいなという思いがとても強くて。

ーーどうしてでしょう?

鈴木:清一郎とあいこの関係性は、撮影が終わるとなくなってしまうので、心にポッカリ穴が空いたなって。今までも恋愛ものはあったし、思い返せばそのときもそうだったんですけど、「そうか、恋愛ものってこういう気持ちになるのか」とひしひしと感じています。

ーー役が入っているから、「もう作品が終わって相手と会えない」「相手を失った」みたいな感覚になるんですかね。

鈴木:そうですね。相手も自分の役も失っていますし。恋愛って2人で細かい感情をぶつけ合うから、よりつながりが深くなる気がします。そしてやっぱり、恋愛ものってその2人で作っている感じがありますね。

ーー王道の恋愛ドラマの撮影の中で、特に印象に残っている楽しかった体験はありましたか?

鈴木:一番嬉しかったのは、キラキラした夜景をバックにお芝居させてもらえたことでした。「こんなにロマンチックな風景の中で、どんな芝居すればいいんだっけ?」とドギマギする感じもあり、同時に「あれ? これ僕でいいんだっけ?」と何度も思いながらやってました(笑)。ラブコメ作品を経験して、年齢を重ねている同年代の役者が多いなか、僕はあまり経験せずにきているので、青春をやり直させてもらっている気持ちで、ちょっと気恥ずかしいながらも新鮮でしたね。

吉岡里帆と作り上げた“キュン”の要素

ーーヒロイン役の吉岡里帆さんは、共演する前のイメージと実際に共演して、印象は違いましたか?

鈴木:真面目に作品と向き合ってお芝居される方なんだろうなと思っていたら、その通りの方でした。ものすごく器用というわけではないけど、とても真摯に取り組んで、作品をよくしていこうと思ってやっていくタイプだなと。知っていくうちに、僕と似ているなというのが最初の印象でした。悩みをお互いに言ったり、お芝居について話し合いながらカッコつけずにぶつかって一歩一歩作っていけたので、本当に相手役が吉岡さんでよかったなと思います。

ーー清一郎とあいこの距離感や掛け合いが要になってくると思うのですが、吉岡さんとはどのように相談してキュンの要素を散りばめていったのでしょう?

鈴木:お互いにラブコメの経験があまりなくて、「台本にはこう書いてあるけど、こうやるとすごくキザに見えるね」とか、細かい振り付けみたいな部分も結構話し合いました。清一郎とあいこのように、ドギマギしながら親密になる関係性を作って、そのシーンをやっていけた気がします。

ーー“キュン”の部分は参考にしたものがあるのでしょうか?

鈴木:うーん……。今まで読んだ数少ない少女漫画を思い出しながらやったりですね。

ーー話を聞いていると、男女でもお互いにキュンとするポイントが違うなと思うことが多い気がします。今回、吉岡さんと話し合う上で、意外な意見などはありましたか?

鈴木:「一生懸命な姿にキュンとする」と言われたことです。不器用だけどまっすぐに気持ちを伝えようとする姿勢や、言葉には出さないけど、相手のために何かをやってあげようとする。すごく重いあいこの荷物を、清一郎が苦労しながら不格好に階段で2階に運ぶシーンがあったんですけど、僕はちょっとコメディだなと思ってやっていたんです。でも、吉岡さんに「すごいキュンとしました」と言ってもらえて、そういうもんなのかという発見がありました。

ーー鈴木さん自身が本作の脚本を読んでキュンとした瞬間はありましたか?

鈴木:たくさんありますが、あいこがきちんと清一郎に向き合ってくれるのは、当事者としてキュンときました。年下の女の子からそうやって包み込まれることが、清一郎としてはすごくグッときて……僕は恋愛に年齢は関係ないと思っているので、自分の弱いところを埋めてくれたり、自分に足りないピースをはめてくれるのが、やはり運命の相手かなと感じてしまいますね。

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