『姉ちゃんの恋人』『太陽は動かない』でスピードデビュー　日向亘が振り返る初の撮影現場

安藤政信の生き方に「惚れています」

ーー『太陽は動かない』が初めての撮影現場だったと思うのですが、当時はどんな気持ちで撮影に臨んだのでしょう？

日向：もうとにかく楽しみで。映画ってどうやって作られてるんだろうとか、何人くらいのスタッフさんが携わってるんだろうとか、すごく気になって仕方がなくて。自分が出られる興奮もあって、緊張よりも楽しみとワクワクが勝っちゃっていました。そのときはもう怖いもの知らずで、次の撮影はまだかなって、毎日思っていました。

ーー初めての作品を終えて、クランクアップを迎えたときのことは覚えています？

日向：クランクアップのときは本当に感動しました。大好きなスタッフさんたちとまたご一緒した時に成長した姿を見せれるように、僕ももっと頑張ろうと思いました。

ーー現場で共演した加藤清史郎さんとは何か相談したりしましたか？

日向：加藤清史郎くんは、現場でいろいろ案を出してくれました。「僕はこう思ってるんだけど、ひゅうはどう思ってる？」と聞いてくれて、「こう考えてきたんだけど、どうかな」「いいんじゃないの？」「じゃあこれでやってみようか」と率先してコミュニケーションをとったり、2人のシーンを一緒に作っていくときに、とても引っ張ってもらいました。

ーー映画、ドラマとデビューを果たしましたが、これからの目標があれば教えてください。

日向：この仕事が本当に大好きで、いまやっていて楽しいです。やっぱりこの仕事を何十年も続けていくことが、僕の1番の大きな夢かなと思います。

ーー目標にしている人はいるのでしょうか？

日向：安藤政信さんです。安藤さんは、僕の親世代の伝説級の俳優さんなんですが、ドラマ版の『太陽は動かない』で共演させていただいてから、ご飯に連れて行ってもらったり、連絡もくださるんです。安藤さんの、仕事に対する向き合い方、そして生き方に男として惚れています。僕もそういう人になりたいです。

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＜応募締切＞
4月22日（木）

■公開情報
『太陽は動かない』
全国公開中
出演：藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市ほか
原作：吉田修一『太陽は動かない』『森は知っている』（幻冬舎文庫）
監督：羽住英一郎
脚本：林民夫
制作会社：ROBOT
配給：ワーナー・ブラザース映画
(c)吉田修一／幻冬舎 (c)2020「太陽は動かない」製作委員会
映画公式サイト：taiyomovie.jp
公式Twitter：＠taiyowaugokanai