『アンモナイトの目覚め』本編映像公開 『ゴッズ・オウン・カントリー』キャストが再共演

『アンモナイトの目覚め』本編映像公開 『ゴッズ・オウン・カントリー』キャストが再共演

 4月9日より全国順次公開されるフランシス・リー監督最新作『アンモナイトの目覚め』の本編映像が公開された。

 2020年の第73回カンヌ国際映画祭にはじまり、第47回テルライド映画祭、第45回トロント国際映画祭など数々の映画祭でオフィシャルセレクションに選ばれた本作。アカデミー賞女優ケイト・ウィンスレットと、アカデミー賞4度ノミネートの経験を誇るシアーシャ・ローナンが初共演を果たした。

 世に忘れられた古生物学者メアリーと、裕福な化石収集家の妻シャーロットという、真逆でありながら、ともに孤独を抱えた女性を演じたローナンとウィンスレット。女性の生きやすい世の中を創り出そうとする現代において、歴史に埋もれながらも自分を貫いた実在の古生物学者メアリーにスポットライトを当て物語を紡いだのは、長編デビュー作『ゴッズ・オウン・カントリー』でその手腕を高く評価されたフランシス・リー監督。長編2作目となる本作で、社会や孤独に埋もれた自分を、自らの手で発掘していく女たちの物語を描き上げていく。

 リー監督の人気に火をつけた前作『ゴッズ・オウン・カントリー』で、主人公ジョニーと恋に落ちる移民労働者のゲオルゲを演じたアレック・セカレアヌと、ジョニーの祖母を演じたジェマ・ジョーンズも本作に出演。

『アンモナイトの目覚め』本編映像

 このたび公開された本編映像は、そんな“フランシス・リー組”である2人が出演するシーン。心の療養のため、化石収集家の夫にライム・レジスに置き去りにされてしまったシャーロットは、メアリーの店を訪ねるも扉が空いた途端倒れ込んでしまう。町の医者(アレック・セカレアヌ)が往診に来たが、人との付き合いを好まないメアリーの母モリー(ジェマ・ジョーンズ)は警戒心を剥き出しにする。高熱を出しているシャーロットは付きっきりの看護が必要だという診断を下されるが、無骨なメアリーは「冗談じゃない。よく知らない女よ」と冷たく言い放つ。医者は困りながらも「アニングさん、女性は女性同士、病人は助けるものですよ」と語りかけるが、これまで他者との繋がりを避けてきたメアリーは腑に落ちない表情を見せる。

 リー監督は2人の起用について、「『ゴッズ・オウン・カントリー』に引き続き、アレックとジェマが参加してくれた。一緒に働くのが楽しいと思えた俳優は、その演技力と創造性に全幅の信頼を寄せているんだ。私は別人に変身できる俳優が大好きだ。既に関係性を築いている俳優に別の役を演じてもらうのは、やりやすかったし素敵な経験だった。俳優にせよ、クルーにせよ、一緒に働くのが楽しい人たちをどんどん増やしていきたいね」と語り、主演のウィンスレットも「ジェマとアレックはフランシスに惚れ込んでいるから、一緒にいて楽しかった。2人が前作で監督と関係を築いていたおかげで、初めて監督の作品に出演する私たちも心を通わせやすかった」と2人の存在に助けられたことを明かしている。

 ウィンスレットとジョーンズは『いつか晴れた日に』(1995年)以来24年ぶりの共演となり、「私が19歳の時に親子役を演じて、今回また彼女の娘役を演じられて本当にうれしかった。これまで数回顔を合わせることはあったけど、連絡は取り合っていなくて、再会した時まるで昨日のことのように思い出話に花が咲いたの!」と感慨深く撮影を振り返っている。

■公開情報
『アンモナイトの目覚め』
4月9日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
監督:フランシス・リー
出演:ケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナン
配給:ギャガ
R-15
(c)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019

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