『ボス恋』中沢のドSっぷりも話題 ラブコメから大河まで、間宮祥太朗の勢いが止まらない!

間宮祥太朗の勢いが止まらない!

 さらにその勢いに拍車をかけたのが、『麒麟がくる』が新型コロナウイルス感染拡大の影響から放送を2021年の2月まで延長したこと。その間、間宮は『麒麟がくる』に出演しながら、2020年9月に『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)の第12話にゲスト出演。加えて同年10月にスタートした『#リモラブ』ではレギュラー出演を果たし、甘え上手でちょっぴり繊細な五文字を愛嬌たっぷりに演じた。この役では、主人公の美々(波瑠)に片思いする存在であるだけでなく、松下洸平演じる青林との仲良しコンビ「あおちゃんごもちゃん」としてもSNS上を賑わせる。

 さらに間髪入れずに次のクールから『ボス恋』で、今度はヒロインに厳しく接するドS先輩として強いインパクトを放つ。上白石萌音演じる奈未がミスをすると、厳しく注意をしつつも優しくフォローするなど先輩らしい頼もしさを見せた。だが、2月16日に放送された第6話では、ついに奈未に告白する場面も。奈未を悲しませるようなことをする恋人の潤之介(玉森裕太)には面と向かって宣戦布告し、「ドS」の貫禄を見せつける。この男らしい振る舞いが話題を呼び、SNSでは「中沢」「間宮祥太朗」「ボス恋」などの関連ワードがトレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。

 このように間宮は2020年から2021年にかけて多数の作品に立て続けに出演し、さらに一つ一つの作品でしっかりと功績を残してきたことが現在の勢いに繋がっている。

 3月には直筆エッセイ&フォトブック『色』(ワニブックス)の発売を控え、さらに7月には自身が出演する映画『東京リベンジャーズ』の公開も控えるなど、今後の活躍も多岐に渡る間宮。堅実に実力をつけ、実績を積み上げてきた彼ならではの表現が、今後も多くの作品で開花していくと思うと期待せずにはいられない。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
出演:上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉、高橋メアリージュン、なだぎ武、犬飼貴丈、橋爪淳、山之内すず、宮崎美子、高橋ひとみ、宇梶剛士、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア
脚本:田辺茂範
演出:田中健太、石井康晴、山本剛義
プロデューサー:松本明子
編成:宮崎真佐子
主題歌:Kis-My-Ft2「Luv Bias」(avex trax)
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS

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