『マーメイド・イン・パリ』で人魚役に挑戦 マリリン・リマからのポジティブなメッセージ

『マーメイド・イン・パリ』主演女優が語る

パリは「観光にはぴったりの街!」

ーーリマさんにとって本作はどんな作品ですか?

リマ:観た人みんなが幸せになる作品だと思います。フランスでも、優しさを感じたとか明るい気持ちになったとかポジティブな感想をたくさんもらったのが印象的でした。

ーー本作の挑戦を経た今、リマさんの目標はありますか? InstagramやTumblrなどでは環境保全の重要性も語っていましたね。

リマ:私のInstagramは、ドラマシリーズ『Skam France(原題)』で私を知った、若い女の子たちがフォローしてくれているみたい。だから、未来を良くするためにも、必ずポジティブなメッセージを送ることを心がけています。例えば環境問題にしても、私は専門家ではないし、なにか詳しい知識があるわけでもないけれど、そういった問題に若い世代の人たちが目を向けるきっかけにはなれるんじゃないかと思っています。知名度が上がればそれだけ影響力も大きくなるし、ポジティブなメッセージもより広く発信できるようになるから、女優として、もっと知名度を上げらえるようにチャレンジしていきたいですね。

ーー本作ではパリの美しい街並みが印象的です。ボルドー出身のリマさんにとって、パリはどんな街ですか?

リマ:私は、もともと鳥や羊がたくさんいるようなボルドーの自然の中で育ってきたから、パリのような都会に憧れはずっとありました。でも、パリも本作で見えるようないいところばかりじゃない(笑)。やっぱり都会で人が多い街だから、その分トラブルもあります。私には田舎の方が向いているのかも(笑)。でも観光にはぴったりの街! 日本の皆さんには、ぜひ本作を観て、状況が落ち着いたらパリに来てほしいですね。私も日本に行ける日を楽しみにしています。

■公開情報
『マーメイド・イン・パリ』
新宿ピカデリーほかにて公開中
監督:マチアス・マルジウ
出演:ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマ、ロッシ・デ・パルマ、ロマーヌ・ボーラ
ンジェ、チェッキー・カリョ
配給:ハピネット
配給協力:リージェンツ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
原題:Une sirene a Paris/2020/仏/102分/G
(c)2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski
Production – EuropaCorp – Proximus
公式サイト:mermaidinparis.jp

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