中村倫也が北川景子の髪を切る 『ファーストラヴ』Uruの挿入歌入り本編映像公開

『ファーストラヴ』北川×中村の本編映像

 2月11日公開の北川景子主演映画『ファーストラヴ』の本編映像が公開された。

 本作は、第159回直木賞を受賞した、島本理生の同名小説を映画化するサスペンス。アナウンサー志望の美人女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川景子)は、うら若き容疑者・聖山環菜(芳根京子)と面談を重ね、二転三転する供述に翻弄されながらも彼女の心理へ迫っていく。だが、やがて由紀自身の過去の記憶にも結び付く、意外な真相が浮かび上がる。

 北川が主人公・真壁由紀役で主演を務めるほか、ともに事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉役を中村倫也、由紀の夫で迦葉の兄・真壁我聞役を窪塚洋介が担当。さらに、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀、石田法嗣、清原翔らが出演する。

『ファーストラヴ』本編映像

 公開された映像は、大学生時代に中村演じる迦葉が北川演じる由紀の髪を優しく切るシーンから始まる。北川が本作のために髪を30cm以上切り、劇中では、髪を切られることで由紀と迦葉の距離が一気に近づいていくシーンとして描かれている。そして二人は海辺の街を共に歩き、迦葉が差し出した手を由紀は戸惑いながらも握り返し、海へと向かっていく。海に沈む夕日を見ながら、由紀はそっと迦葉の横顔を見つめ何かを想う。二人しか知らない過去を共有する由紀と迦葉の回想にUruの挿入歌「無機質」が使用され、男女の心の機微をとらえた映像とに仕上がっている。

 Uruは主題歌「ファーストラヴ」も書き下ろし。1つの作品において本人作詞・作曲で主題歌と挿入歌の2曲を手掛けるのは今回が初となる。

Uru コメント

挿入歌の「無機質」は、この曲の持つ孤独感と温かさを映画の人物や世界観に中和しながら作りました。感じたことや書きたいこと、心の動きを、不器用さに合わせて直接的な表現を避けて書きましたが、主題歌の「ファーストラヴ」と自然に一対になる挿入歌になってくれたような気がしています。映画の背景で、そのシーンに寄り添う曲になってくれたら嬉しいです。

■公開情報
『ファーストラヴ』
2月11日(木・祝)全国ロードショー
主演:北川景子、中村倫也、芳根京子、板尾創路、石田法嗣、清原翔、高岡早紀、木村佳乃、窪塚洋介
監督:堤幸彦
脚本:浅野妙子
原作:島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋刊)
音楽:Antongiulio Frulio
主題歌・挿入歌:Uru「ファーストラヴ」「無機質」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:KADOKAWA
制作:角川大映スタジオ/オフィスクレッシェンド
製作:『ファーストラヴ』製作委員会
(c)2021『ファーストラヴ』製作委員会
公式サイト:firstlove-movie.jp

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