岩田剛典と新田真剣佑の“2つの表情” 『名も無き世界のエンドロール』メイキングカット公開

『名も無き世界のエンドロール』メイキング

 岩田剛典と新田真剣佑が初共演を果たす映画『名も無き世界のエンドロール』のメイキングカットが公開された。

  行成薫が「第25回小説すばる新人賞」を受賞した同名サスペンス小説を映画化する本作は、表と裏、2つの世界でのし上がるバディの物語。映画『累 -かさね-』『ういらぶ。』を手がけた佐藤祐市が監督を務める。

 公開されたメイキングカットは、岩田演じる主人公・キダと新田演じるマコトの学生時代の一幕と、日本中を巻き込んだ“ある壮大な計画”を実行するために2人がそれぞれ“闇の交渉屋”と“実業家”へと変貌を遂げた現在パートの撮影現場を捉えたもの。本作は、過去と現在が激しく行き来しながら物語が進み、ラストの20分で真実が繋がっていくという仕掛けが見どころとなる。

 佐藤監督は「過去と現在の違いを表現するために、大切な思い出が詰まった過去のシーンは“暖色のアンバー系”に、ある壮大な計画に向かって邁進する現在を“寒色のブルー系”のトーンで撮影しました」と語る通り、学生時代と現在パートの写真を比べると色のトーンの違いが見てとれる。学生時代の楽し気なムードから一変、現在パートでは、真剣な顔つきへと変化した窓の外を見つめる2人の表情が切り取られている。

 あわせて、計画の準備を進める基地となる現在パートののマコトの部屋の全貌も公開。“過去”と“現在”の色彩の違いは美術セットにも反映されており、マコトの部屋はカーテンやソファー、絵画まで青系で統一されている。成功を収めたマコトは、誰もが羨む一等地のタワーマンションで暮らすが、部屋はどこか冷たくさみしい雰囲気が漂っている。

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■公開情報
『名も無き世界のエンドロール』
1月29日(金)全国ロードショー
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平、柄本明
原作:行成薫『名も無き世界のエンドロール』(集英社文庫)
監督:佐藤祐市
主題歌:須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
(c)行成薫/集英社 (c)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:https://twitter.com/namonaki2021
公式Instagram:http://instagram.com/namonaki2021

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