初のシットコムに恐怖!? ポール・ベタニー、『ワンダヴィジョン』での挑戦を語る

ポール・ベタニー『ワンダヴィジョン』を語る

 1月15日より配信がスタートしたマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』。ヴィジョンを演じるポール・ベタニーからコメントが到着した。

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4の幕開けを飾る本作は、マーベルが初めて挑戦した“シットコム”(シチュエーションコメディ)調のドラマシリーズ。いままでのMCU作品とは雰囲気がガラリと変わった作風だが、そんな本作の撮影に“恐怖”すら覚えたと、ヴィジョン役のベタニーは明かす。

 映画からの役のアプローチの変化についてベタニーは、「とても違っていたよ。ちょっと恐ろしかった。僕らは、最初のエピソードを、スタジオにいる生の観客の前で、2日間で撮影すると言われたんだ。僕は観客の前に20年ぐらい出ていなかった。だから僕はとてもナーバスになっていたよ」と告白。しかし「僕らは観客に(芝居を)投げかけるんだ。それはとても奇妙だけど、本当に素晴らしいんだよ。そして、リジー(エリザベス・オルセン)と僕は、『子供の役者になったように感じた』と思っていた。ただ走り回ったり、何かのフリをしたり、純粋な喜びのためにやるんだ。それはとても素敵だったよ」と、観客の前で芝居をする中でその恐怖がやがて楽しさに変わったと話した。

 さらにベタニーは、「本作の中で、僕がナーバスに感じたり、恐れていたことがたくさんあったけど、最初のエピソードで、それをスタジオにいる生の観客の前でやること以上のものはなにもなかった。だから、一度それをやったら、もう怖いものはなにもないと感じたんだ」と振り返る。そんな本作だが、コメディだけではなく、マーベルには欠かせない“衝撃展開”も待ち構えているという。

■配信情報
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』
ディズニープラスにて独占配信中
監督:マット・シャックマン
脚本:ジャック・シェイファー
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー
原題:WandaVision
(c)2021 Marvel

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