玉森裕太の“子犬系男子”っぷりに翻弄されっぱなし! 『ボス恋』第1話から胸キュンの目白押しに

『ボス恋』初回から玉森裕太の翻弄の嵐

 さらには「今度はしょっぱいもの食べに行こ」とバイクの後ろに乗っけて走ってくれる。両手をギュッと重ね、無言のうちに“しっかり掴まってろよ”と言わんばかりのフォロー。マイペースに行動しているだけかと思いきや、奈未の笑顔を見ると「元気が出たみたいで良かった」とちゃんと相手の変化にも気づいているものの余計な詮索はしない大人な優しさ。これが自然と備わっており、涼しい顔してこんなさりげない振る舞いができてしまうのだから、恐るべし“子犬系男子”である。

 そして急展開でまさかの告白!? かと思いきや、お見合いを断る口実のために親の前で“彼女の振りをしてほしい”というまた突拍子もないお願いをしてくる潤之介。本当に掴みどころがない。さらには、ラストにはまだ1話とは思えぬ大どんでん返しで、鬼上司の麗子が潤之介の姉であることが判明するという、公式サイトの「相関図」でも伏せられている種明かしが待ち受けていた。

 雑誌の表紙撮影では、ロケスポットである薔薇園のオーナーに土下座して懇願する麗子の姿から、冨永愛とレスリー・キーご本人が登場するあまりに豪華すぎる撮影現場の再現に、このドラマに懸ける番組側のかなりの気合が感じられた。相当なハイペースで進んでいく本作にすっかり心を鷲掴みにされた視聴者も少なくないはずだ。第2話はどんなビックリが用意されているのか、はやる気持ちを抑えて楽しみに待ちたい。

■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで劇場鑑賞映画本数は年間約100本。Twitter

■放送情報
火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
出演:上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉、高橋メアリージュン、なだぎ武、高橋ひとみ、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア
脚本:田辺茂範
演出:田中健太、石井康晴、山本剛義
プロデューサー:松本明子
編成:宮崎真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS

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