瑛人、ディズニー&ピクサー新作『ソウルフル・ワールド』にカメオ出演 歌唱シーン捉えた特別映像も

瑛人、『ソウルフル・ワールド』にカメオ出演

 シンガーソングライターの瑛人が、12月25日17時よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信される映画『ソウルフル・ワールド』にカメオ出演することが決定し、あわせて特別映像が公開された。

 『トイ・ストーリー』制作25周年に贈るディズニー&ピクサー最新作となる本作では、“生まれる前の魂の世界”が描かれる。『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』で2度のアカデミー賞に輝き、現在はピクサーのトップであるチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクターが監督を務めた。

 ジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師のジョーはある日、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下してしまい、目を覚ますと青く可愛らしい姿に。そこは生まれる前に「どんな自分になるか」を決める “魂(ソウル)の世界”だった。その世界でソウルたちは夢や情熱、興味など自分の人生を輝かせてくれる“人生のきらめき”を見つけることで、人間の世界に生まれることができる。そこでジョーが出会うのは、自分のやりたいことが見つけられず、「人間の世界に行きたくない」と何百年もソウルの世界に留まっているソウルの22番。22番にジョーは、“きらめき”を持つことの素晴らしさを伝えようとするが……。

 瑛人は、主人公のジョーが居合わせたニューヨークの地下鉄のホームで、弾き語りをしているストリートミュージシャン役を演じる。瑛人が歌うのは「愛に満ちた世界」という名の楽曲で、ジョーと22番の行く末に影響を与える重要な曲となる。USオーディションを経てこの役を射止めた瑛人だが、アニメーションの吹き替え担当は本作が初となる。選ばれたときは「飛び跳ねるくらい喜びました。家族も『噓でしょ!? すごい!!』と驚いていました」と語った。

 今回演じた役柄同様、自身もストリートミュージシャンの経験があるという瑛人は、「(演じたキャラクターのように)あんなにゆっくりと座って、堂々と駅の地下のホームで演奏したことはないです。 臆病者なので、友達がいないと出来ないタイプでした(笑)」と振り返る。また、「少し前までは、何かをやり通したことや、何かに夢中になったことがほぼ無くて、“やりたいことが見つけられない”22番に近い人間でした。自分の一番好きな音楽を通して、最近はやりたいことが見えてきたので、ジョーに近くなってきているなと思いました」と22番とジョー、どちらのキャラクターにも共感したことも明かした。

「ソウルフル・ワールド」|「愛に満ちた世界」performed by 瑛人|ディズニープラスで12月25日(金)独占配信

 特別映像は、瑛人が歌唱を担当したストリートミュージシャンの登場シーンを捉えたもの。プロのジャズ・ピアニストを目指し、音楽こそが自分の“人生のきらめき”だと信じて疑わないジョーのナレーションで始まり、ストリートミュージシャンが歌う「愛に満ちた世界」が流れ出し、その優しい歌声を聞き入るジョーの様子が描かれる。

 “人生のきらめき”が大きなテーマとなる本作。瑛人は、「歌っている時が“きらめき”です。一番開放されていて、ただ楽しいと感じる時間が流れます。歌っている時が生きる喜びですね」と語り、「身体から出る優しさを意識して、心から優しく、本当に誰か愛している人を想像しながら歌いました」と歌唱シーンを収録したときの様子を振り返った。

■配信情報
『ソウルフル・ワールド』
ディズニープラスにて、12月25日(金)17:00より独占配信開始
監督:ピート・ドクター
共同監督:ケンプ・パワーズ
製作:ダナ・マレー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2020 Disney/Pixar.
公式サイト:Disney.jp/SoulfulWorld

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