岸谷五朗、『相棒』元日スペシャル出演 「豊さんと反町さんが揃ったときは思わず写真を撮りたく」

岸谷五朗、『相棒』元日スペシャルに出演

 2021年1月1日にテレビ朝日系で放送される『相棒season19』元日スペシャル「オマエニツミハ」に、岸谷五朗が出演することが決定した。

 2000年に土曜ワイド劇場の作品として放送を開始し、2020年にドラマ誕生20周年という節目の年を迎えた『相棒』シリーズ。10月14日からは『season19』が放送されており、水谷豊と反町隆史演じる杉下右京&冠城亘コンビも6シーズン目に突入している。

 『相棒』シリーズでは2006年以来、毎年元日の夜にスペシャルを放送。2021年の『相棒』元日スペシャルのゲストとして出演する岸谷は、シリーズ初の劇場版作品として2008年に公開された『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』に友情出演していたが、テレビシリーズに出演するのは今回が初めてとなる。

 今作で岸谷が演じるのは、フリージャーナリストの仁江浜光雄。「警視庁で数々の難事件を解決してきた伝説の刑事を取材したい」と杉下右京(水谷豊)を訪ねてやってくる。異常なまでに右京に興味を示し、事件現場にまで現れて“少年犯罪”や“正義”についての議論を持ちかける仁江浜を不審に思う右京と冠城亘(反町隆史)。やがて仁江浜が右京に近づいていた真の目的と、右京との本当の関わりが明らかになる。

岸谷五朗 コメント

初めての『相棒』テレビシリーズ出演について

私と35年間、芝居をしてきた「相方」の寺脇康文さんが出演していた『相棒』は非常に身近にあり、遠い存在でありました。
実は私は『相棒』劇場版に出演させていただいているのですが、「犯人かと思って捕らえたらマラソン好きの岸谷だった」という役で、緊張感溢れる『相棒』の初劇場版で唯一笑いが起きたシーンでした。もちろん、(水谷)豊さん、寺脇さんとのカラミは全くありませんでした(笑)。

台本を読んだ感想

シビアな事件が交錯するにも関わらず、非常に繊細な心の脚本になっていて、瀧本智行さんの素晴らしい感性が詰まった作品だと思いました。

フリージャーナリスト・仁江浜光雄を演じる上で大切にしたこと

「仁江浜」の奥底にある強い思いが決してブレてはならない、と常に自分に言い聞かせながら芝居をさせていただきました。

水谷豊との共演について 

十数年前に寺脇さんに連れて行ってもらい、豊さん宅で奥様とお酒を飲ませていただいたことがあったのですが、緊張のあまり汗がお尻まで伝わり、豊さん宅のソファーをビショビショにした経験があります。また、中学生のころに、知人に頼み込んで豊さんのサインをいただき、今でもサランラップに包んで大事に大事に持っております。
以上のことから、私が共演にあたってどれだけの緊張感に包まれていたかお分かりいただけたと思います。

反町隆史との共演、そして『相棒』の撮影現場について

反町さんは「冠城亘」という人物を、しっかりとした役作りの中でブレることなく演じ、事件解決へ、物語の進行をしていらっしゃいました。「特命係」のお二人が揃ったときは、思わず写真を撮りたくなるような『相棒』感が漂っておりました。

見どころとメッセージ

権野元監督が創造していく世界観が素晴らしく、現場でもいつも役者としての幸せを感じています。そんな素晴らしいスタッフワークの権野組作品、お正月からゆっくりと『相棒』ワールドをご覧ください。

■放送情報
『相棒season19』元日スペシャル「オマエニツミハ」
テレビ朝日系にて、2021年1月1日(金・祝)21:00~23:15放送
出演:水谷豊、反町隆史、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、浅利陽介、田中隆三、小野了、片桐竜次、仲間由紀恵、石坂浩二
ゲスト:岸谷五朗、中村映里子 ほか
エグゼクティブプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
チーフプロデューサー:佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー:髙野渉(テレビ朝日)、西平敦郎(東映)、土田真通(東映)
脚本:瀧本智行
監督: 権野元
音楽:池頼広
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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