松山ケンイチがボクサー役で主演務める吉田恵輔監督作公開へ 木村文乃、柄本時生、東出昌大が共演

松山ケンイチと吉田恵輔、新作映画でタッグ

 吉田恵輔が監督・脚本を務めた映画『BLUE/ブルー』が、2021年4月に新宿バルト9ほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生き様を描いた、ボクシングに挑む、静かに熱い若者たちの物語。主人公は、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きの先輩ボクサー・瓜田。同じジムに所属するのは、抜群の才能とセンスを持ち、チャンピオン目前の後輩・小川と、好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎。彼らの挑戦を見守るヒロインは、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の千佳。平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋、4人それぞれが複雑な想いを抱える。

 松山ケンイチが、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きの先輩ボクサー・瓜田役で主演を務める。また、東出昌大が瓜田と同じジムに所属するチャンピオン目前の後輩・小川役、柄本時生が好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎役をそれぞれ担当。さらに木村文乃が、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の千佳を演じる。

 吉田監督、松山、東出、柄本、木村からはコメントが寄せられている。

コメント

松山ケンイチ

吉田監督の作品は言語化できない映画言語だと感じていましたが、今回の脚本もそうでした。この脚本を読んだ時の感動を表現する言葉が今でも見つかりません。瓜田は、自分の培ってきた全てを他人になんの躊躇もなく差し出すことができる人です。敗者は勝者を作り想いを繋ぎます。またその勝者はいつか敗者となり次の勝者を作り繋ぎます。自分は次の世代に何を繋いでいくのか考えさせられました。

木村文乃

ずっと素敵だなと思う作品を作られている吉田監督とのお仕事のチャンスに、これは面白くなるぞ、とマネージャーさんと喜んだことを覚えています。一途で真っ直ぐでどうしようもない、そんな゙男゙と言う存在をとても愛おしく思う映画が出来ました。

柄本時生

肉体を使う仕事をほとんどしたことが無かったので楽しかったです。ここまでボクサーを描かれた本はないのかなと。ボクシング以外無いんだと言われている感じがしました。静かに起きる衝動を是非。

東出昌大

4人のボクサーの人生が映っていました。
教訓めいた事も、下手したら感動すらも、お届け出来ないかも知れません。
しかし、紛れもない事実として、人生を賭けて戦う人々が映っていたこの映画を、私は愛おしく思います。

吉田恵輔

中学生の頃から現在まで、30年近くボクシングをやっています。何箇所もジムを渡り歩き、沢山のボクサーと出会い、見送っていきました。そんな自分だからこそ描ける、名もなきボクサー達に花束を渡すような作品を作ったつもりです

※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記。

■公開情報
『BLUE/ブルー』
2021年4月、新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大
監督・脚本・殺陣指導:吉田恵輔
配給:ファントム・フィルム
製作幹事:東映ビデオ
製作:「BLUE/ブルー」製作委員会
2021年/カラー/ビスタ/5.1ch/107分
(c)2021「BLUE/ブルー」製作委員会
公式サイト:https://phantom-film.com/blue/
公式Twitter:@bluemovie_21

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