『ラブ・セカンド・サイト』新たな公開日が2021年5月7日に決定 監督から喜びのメッセージも
新型コロナウイルスの影響により公開延期となっていた映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』の新たな公開日が2021年5月7日に決定した。
『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ本作は、若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれた、オリジナルのラブストーリー。当初、5月1日に公開される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本での公開が延期となっていた。
高校時代、一目惚れから結婚したラファエルとオリヴィアだが、人気SF作家として多忙な日々を送るラファエルと、小さなピアノ教室を開くオリヴィアの夫婦生活はすれ違いが続いていた。2人が大喧嘩をした翌朝、見覚えのない部屋で目覚めたラファエル。そこは、自分はしがない中学教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した“もう一つの世界”だった。そして、その世界のオリヴィアはラファエルを知らなかった。
また本作の再始動と合わせ、12月15日より、宣伝資金を募るクラウドファンディングが開始される。「Withコロナの今だからこそ、多くの方にご覧いただき、改めて大切な人について考えるきっかけにしてもらいたい!」という思いから、クラウドファンディングで応援プロジェクトを立ち上げ、宣伝資金の支援を募る運びとなった。募集期間やリターン内容といった詳細は、公式サイトやSNSで発表予定だ。
公開決定にともない新たに予告編も公開。また、ジェラン監督から、日本公開日決定を喜ぶメッセージも到着した。
ユーゴ・ジェラン監督メッセージ
2020年5月に公開が予定されていた『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が、 2021年5月7日に公開されるということを聞いて、とても嬉しいです。僕の誕生日は、実は5月4日(火)なんです! だから、なお嬉しいことですね。
日本で劇場公開されるということを、とても光栄に感じています。僕自身、日本に早く行ってみたいと思っています。新型コロナウィルスによるパンデミックが、世界中で2020年を困難な年にしましたが、こうして笑顔で未来を見据え、美しい日本という国で私の3作目の映画が公開されるのだと思うとワクワクしています。こういう大変な時期を過ごした後の来年の5月、みんながまた改めて映画館で、この作品を通して集まって笑ったり、感動したりすることが出来れば、素晴らしいなと思っています。
この作品はラブストーリーですが、笑えて、ちょっぴりファンタジーも含まれます。きっとこの映画の世界観は、日本でも気に入ってもらえるのではないでしょうか。日本の皆さんはとてもフレンチな物語だとも感じるかもしれません。でも同時に感情は世界共通だとも願っています。クラシカルな音楽やSF、ユーモア、そしてたくさんの愛……これらはみな、日本の文化にとっても、きっとどれも大切なテーマでしょう。日本の観客の皆さんが本作をご覧になってどう感じるのか、聞くのがとても待ち遠しいです。きっとSNSが、皆さんのこの映画を通じての体験や感想を私へ教えてもらえる手段となってくれると思います。それを楽しみにしていますね。
■公開情報
『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』
2021年5月7日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
監督:ユーゴ・ジェラン
出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラベルネ
配給:シンカ
提供:シンカ、フラッグ、ハピネット
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