『DIVOC-12』第2弾監督発表 藤井道人×上田慎一郎×三島有紀子の各チームに参加

『DIVOC-12』新たに6名の監督が参加

 12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』に参加する6名の監督が新たに発表された。

 『DIVOC-12』は、株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが発足した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組むための、12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト。

 これまで『新聞記者』の藤井道人監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督の参加がすでに発表されている。

 今回参加が発表された監督は、志自岐希生監督、林田浩川監督、ふくだみゆき監督、中元雄監督、山嵜晋平監督、齋藤栄美監督の6名。志自監督、林田監督は“成長への気づき”をテーマに掲げる藤井監督チームに、ふくだ監督、中元監督は“感触”というテーマで上田監督チームに、山嵜監督、齋藤監督は三島監督チームにそれぞれ参加し、メガホンを取る。

 さらに、この3チームには一般公募により選ばれるもう3名の監督が加わる予定となっており、藤井監督、上田監督、三島監督からは公募に向けてのメッセージ映像が寄せられている。

 一般公募は、11月19日23時59分まで公式ホームページにて行われており、俳優の公募も同ページにて随時開始予定となっている。

 志自監督、林田監督、ふくだ監督、中元監督、山嵜監督、齋藤監督からはコメントが寄せられている。

コメント

志自岐希生監督

人々が命を失う中今作る必要性はあるのか。正直自分の中で答えは出ておりませんが、こんな時勢の時にこそ想像力は力を持つべきなのではないかとも思います。物語は私たちを旅させ、暗闇から引きずり出します。それが一瞬でも、その一瞬に救いがあると信じて、参加させて頂きました。

林田浩川監督

日々が苦しい時間の中で止まってしまった様に感じる時こそ、自分の身の回りの小さくて個人的なものを相変わらず共有して、積み重なり生活となる瞬間瞬間を拾い直したいです。自分の作品によって、少しでも良い時間が流れますように。頂いた機会に心から感謝いたします。

ふくだみゆき監督

つい不安が募りがちな今、希望あるこの企画に監督として参加出来ることが、とても有り難くとても楽しみです。私個人としては産後初めての実写監督作となるので、4 年ぶりの映画の感触をしっかりと味わいたいと思います。

中元雄監督

西暦2020年……人類は新型ウイルスの脅威にさらされていた!
そこに立ち上がった12人の命知らず!
果たして彼らは、創造力で世界を救うことができるのか!?
次回、最終回!「絶体絶命!?ナカモト爆破大作戦」ご期待下さい!

山嵜晋平監督

「映画」を無力に感じた。
そんな中、僕自身が前を向けるこのような機会をいただいたことに感謝しております。
だからこそ、誰かの為に「映画」を作りたいと思います。

齋藤栄美監督

人と距離をとらなくてはいけない世界の中で、気がつくと私は、必死に人との繋がりを求めていた。苦しさ、悲しみ、怒り、優しさ、喜び。私は想いを誰かと「共有」したいから作品を創るのだと思う。今回頂いた機会に感謝し、想いを込めて作品を創ります。

■公開情報
『DIVOC-12』
2021年全国ロードショー
監督:
<藤井道人監督チーム>
志自岐希生監督、林田浩川監督
<上田慎一郎監督チーム>
ふくだみゆき監督、中元雄監督
<三島有紀子監督チーム>
山嵜晋平監督、齋藤栄美監督

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