松下洸平&渡辺大知、『東京タラレバ娘』に新風? “自然体”演技がもたらすリアリティに期待

松下洸平、『東京タラレバ娘』に新風起こす?

 10月7日21時から日本テレビ系で放送されるスペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』に、松下洸平と渡辺大知が出演する。

 『東京タラレバ娘2020』は、2017年1月期に放送されたドラマ『東京タラレバ娘』のスペシャル版。「タラレバばっかり言ってたらこんな歳になってしまった!」と、恋に仕事に悪戦苦闘したあの日々の3年後を描く。今回、松下は倫子(吉高由里子)と結婚を控える恋人・朝倉を、渡辺は香(榮倉奈々)の夫・平沢ゆうを演じる。

 新キャストとして加わる2人は、『東京タラレバ娘』にどんな化学反応をもたらすのだろうか。

 ライターの田幸和歌子氏は、今回のキャスティングについて「絶妙ですよね。いわゆるスターとはまた違い、確実に演技が上手いお2人なので、一定のドラマ・役者ファンの方々からすれば『おっ』と思った人も多いのではないでしょうか」とコメント。

 その一方で「意外な感じはしました。『東京タラレバ娘』は作品としてはキャラクターそれぞれが立った、ある種ベタとも言えるものなので、そこにナチュラルな演技派のお2人が入るのは少し驚きました。ただ、逆に言うと2人が出ているから今回初めて観てみようと思う方も少なからずいるように感じます」とキャスティングの妙を語った。

 松下が今回演じるのは、吉高由里子演じる主人公の恋人役。ブレイク作となったNHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』では戸田恵梨香演じるヒロイン・喜美子の恋人・八郎を演じているだけに、田幸氏は今回の吉高との共演にも期待が高まると話す。

「『スカーレット』では、戸田恵梨香さんと男女の関係性の変化を生々しく演じていました。朝ドラとしては異例とも言える、戸田恵梨香さんとの二人芝居をほぼ丸ごと放送時間の15分で演じ切ることもありました。それも一見ナチュラルで控えめに見えるのに、その中に喜美子の同業者であることの苦悩などを表現する、松下さんの演技力あってこそできたことだと思います」

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