King & Prince 高橋海人が有村架純の弟役に 藤木直人、小池栄子、奈緒ら『姉ちゃんの恋人』出演へ
10月27日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする有村架純主演ドラマ『姉ちゃんの恋人』。新たに、藤木直人、小池栄子、奈緒、高橋海人(King & Prince)、紺野まひる、やついいちろう、光石研、和久井映見の出演が発表された。
有村が主演を務めた連続テレビ小説『ひよっこ』を手がけ、2019年には紫綬褒章を受章した脚本家・岡田惠和のオリジナル脚本作となる本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の主人公・安達桃子と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディー。有村が主人公の“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子を演じ、桃子の恋の相手・吉岡真人を林遣都が演じる。
今回発表された出演者たちが演じるのは、桃子(有村架純)と真人(林遣都)を取り巻く家族、職場の同僚、そして友人たち。
藤木が演じるのは、桃子が働くホームセンターの配送部で働く高田悟志。後輩の真人とコンビを組む“異常にさわやか”な男だ。仕事はサボりがちだが、人懐っこい性格とかわいらしい笑顔が憎めない“イケオジ”。お調子者な悟志との会話では、普段は物静かな真人が思わずツッコミ役に回ることもあるが、真人が過去に抱えた心の傷について理解する悟志は、真人にとって職場で唯一心を許せる存在だ。
小池が演じるのは、桃子の職場の上司・市原日南子。ホームファッション売り場のチーフとして、部下を束ねる姉御肌な女性だ。美人でしっかり者だが、なぜか恋愛においては残念な結果が続き、結婚願望がないわけでも、仕事に生きたいわけでもないが、この年まで独身。桃子の境遇も、日々の頑張りもよく知る理解者。日南子が店舗のクリスマスプロジェクトの責任者に桃子を推薦したことがきっかけで、桃子は真人と出会うことになる。
奈緒が演じるのは、桃子の幼なじみで旅行会社に勤める浜野みゆき。時々仕事終わりの桃子と近所のコンビニの前で待ち合わせては、仕事や家族や恋愛のことなど、ガールズトークに明け暮れる。みゆきは桃子にとって、家族にも職場の仲間にも言えない悩みを打ち明けられる大事な存在。また、安達家とは3兄弟も含めての付き合いで、桃子同様に親目線で成長を見守っている。
高橋が演じるのは、3兄弟の長男・安達和輝。農学部に通う大学3年生で、家族のために働き、大学にも通わせてくれた桃子に対して心から感謝している。姉思いで、いつか恩返しをすると心に誓っている優しい弟。過去に恋愛に失敗して傷つく桃子を見てきたため、桃子の恋の気配を感じ取って以降は心配が尽きない。
紺野が演じるのは、桃子の同僚で、ホームセンターに勤める岸本沙織。知的な雰囲気に包まれた落ち着いた女性だが、いかんせん表情から喜怒哀楽が全く読み取れないことが職場のネタになっている。沙織自身も幸が薄いことを認識している。
光石が演じるのは、桃子ら4姉弟の親戚の川上菊雄。元消防署の署長で、定年退職後は、町内会や地域のボランティアをはじめとした社会貢献の仕事に就いている。かつて、両親を失った桃子の就職先として、現在勤めるホームセンターを紹介した。
和久井が演じるのは、真人の母親・吉岡貴子。夫と死別後は、弁当屋「藤吉」でパートとして働きながら、真人と2人で暮らしている。天然でかわいらしい一面もあるが、過去に心の傷を抱えた真人の幸せを誰よりも望み、職場のクリスマスプロジェクト、そして桃子との出会いによって表れた息子の変化を喜び、応援している。
やついが演じるのは、弁当屋「藤吉」の店主・中野藤吉。パートで働く貴子と2人で店を切り盛りしているが、時々手伝いに来てくれる真人とも交流がある。貴子や真人が抱える事情を理解したうえで、“ある思い”を抱いている。
岡田脚本ならではの、繊細な心の機微を表現するリアリティーのある会話劇が繰り広げられる本作では、恋愛・家族・仕事・将来などのテーマで、個性豊かな登場人物それぞれが“主人公”として描かれる数々のサイドストーリーが、互いに影響し合いながら展開していく。
有村と林による、太陽のように明るい桃子とどこか幸せを諦めている真人の初々しい恋模様に加えて、大人のラブコメ、悩み多きOLと年下男性のピュアな恋、切なくほろ苦い片思いなど、視聴者ごとの楽しみ方が詰まった、“同時多発ラブ”が巻き起こる。
その一つが、藤木小池による、“イケオジ”悟志と“残念美人”日南子の40代の2人の恋。普段職場での接点がないため、互いの素性を知らなかった2人が出会い、日南子が恋に落ちていく様子がコミカルに描かれていく。有村と林、藤木と小池に続き、このドラマの恋愛パートに参加するのは誰と誰の組み合わせなのか。登場人物たちの恋心は、物語が進むにつれて、徐々に明らかになる。
コメント
藤木直人(高田悟志役)
岡田惠和さんの作品は『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』から始まって、今回で4作品目の参加となります。再び岡田ワールドの住人になれる事、役者冥利につきます。軽妙な会話劇、でもそれぞれのキャラクターが抱えている想い、悩み。今回の僕の役もちょっと不思議な部分がある役です。有村架純さんをはじめ、林遣都くん、小池栄子さんなど素敵な共演者ばかり! 精一杯楽しんで演じたいと思います。
小池栄子(市原日南子役)
桃子の職場の先輩で、良き理解者でもある日南子を演じます。仲間達と日々のささやかな幸せに一喜一憂する可愛らしい女性です。今までの日常が崩れている現在、ドラマでは人の心をポッと温かくしてくれる大切な何かを皆で紡いでいくことで、見てくれる人が優しい気持ちになれる作品にしていければと思っています。岡田さんの書くチャーミングなセリフ達とたくさん遊びたいと思います。
奈緒(浜野みゆき役)
登場人物の機微が繊細に描かれたとても素敵な本を頂き、この作品に参加できることが本当にうれしいです。誰かのために頑張れる、誰かのために怒れるヒロイン・桃子さん。こんな人がそばにいたらどれだけ心強いだろうと思います。そんな桃子さんと会えるコンビニ前を、みゆきさんと同じ気持ちで「今」と向き合いながら楽しみたいです。人と人との間に物理的な距離があき、少し寂しさを感じる今だからこそ、このドラマが優しく温かく皆さんの心に広がることを願います。
高橋海人(King & Prince)(安達和輝役)
岡田惠和さんの作品はこれまでたくさん拝見していて、本作のお話を頂く直前に偶然にも『いちごの唄』を観たところでした。恐れ多いのですが、運命を感じてしまいました。和輝は姉弟の2番目で、長男であり、優しくて、ピュアで真っ直ぐな青年です。僕自身も姉がいるのですが、弟達がいる、いわゆる間っ子はプライベート、お芝居含めて初めての経験なので、ソワソワしつつ楽しんでいます!弟である和輝、お兄ちゃんである和輝のバランスをうまく使い分けて演じていきたいです。姉弟のやりとりが多く、他愛もない日常のやりとりがコミカルで温かい気持ちになれる作品なので、沢山ニヤニヤしながら楽しんで頂ければと思います!
紺野まひる(岸本沙織役)
みんないろいろな事を抱えながら生きている。どんな事が起こっても、みんな平等に時間は過ぎていく。そんな当たり前のことが、幸せだったり、そうでなかったり。何事も一生懸命に「生きる」桃ちゃんと一緒に仕事をして身近で応援する、少し幸薄そうな沙織を演じます。見終わった後に、きっと心がすっと軽くなるような作品になるはずです。
やついいちろう(中野藤吉役)
弁当屋さんを営む中野藤吉をやらせてもらうことになりました。不器用ながらも、気持ちが全部顔とか態度に出ちゃう様なとにかく良い奴。わかりやすい性格という点で、かなり自分と近いところがあるかもしれません。脚本の岡田さんの作品には何度か出させて頂いているんですが、いつもセリフを言っていて違和感がありません。今回もスッと藤吉になれそうです。何かとピリピリしている世の中に優しい毛布をかけるみたいな物語だと思います。お楽しみに。
光石研(川上菊雄役)
岡田さんの脚本で有村さん主演! 出演は林くんをはじめ錚々たる方々! 楽しみで仕方がないです! とにかく皆さんの足を引っ張らない様、楽しんで付いて行きます!
和久井映見(吉岡貴子役)
登場人物ひとりひとりが持っている、それぞれの背景、環境。そこからまた人と関わりを持つ事によって、それぞれの人生がどんなふうに動いていくのか。岡田さんがどんなふうに描かれてお話が進んでいくのか。今回いただいた役、とても難しいなぁ...と思いながら、でもこの先の物語の展開を私自身もドキドキしながら楽しみに、頑張りたいです。
プロデュース・岡光寛子(カンテレ)
この上なく素晴らしい出演者の皆さんに集まっていただきました。誰が欠けても成立しない、そして誰もが主人公の物語でもあります。岡田惠和さんが描く登場人物たちは、全員が愛おしく、魅力的で、確かにそこに生きています。すでにクランクインし、撮影が進んでいますが、現場で繰り広げられる温かみのある生っぽいお芝居に、活き活きとした会話劇に、胸が躍る日々。出来ることなら、ずっと見ていたい…という思いです。視聴者の皆さんの生活に溶け込み、彼女彼らに毎週会いに来たくなるような、「自分の人生、そんな悪くないな」と思えるような、そんなドラマを目指し、みんなで力を合わせて大切に作っていけたらと思います。さらなる続報もぜひ楽しみに待っていてください!
※高橋海人の「高」はハシゴダカが正式表記。
■放送情報
『姉ちゃんの恋人』
カンテレ・フジテレビ系にて、10月27日(火)スタート 毎週火曜21:00〜放送
出演:有村架純、林遣都、奈緒、高橋海人(King & Prince)、やついいちろう、和久井映見、光石研、紺野まひる、小池栄子、藤木直人ほか
脚本:岡田惠和
音楽:眞鍋昭大
演出:三宅喜重(カンテレ)、本橋圭太、宝来忠昭
プロデュース:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)、平部隆明(ホリプロ)
制作:カンテレ、ホリプロ
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