アニメ『鬼滅の刃』フジテレビ土曜プレミアムで2週連続放送 “序章”と“神回”が地上波GP帯初登場
アニメ『鬼滅の刃』が、フジテレビ系「土曜プレミアム」にて10月10日と17日に2週連続で放送されることが決定した。
2020年5月に『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載が完結し、シリーズ累計発行部数が8000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』。昨年テレビアニメ化され、LiSAが歌う主題歌「紅蓮華」ともども大ヒットを記録。10月16日には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開も控えている。
アニメ『鬼滅の刃』は、これまで複数のローカル局で深夜放送はされてきたが、地上波全国ネットのゴールデンプライム帯で放送されるのは今回が初となる。
10月10日放送の第1夜では、アニメ『鬼滅の刃』の第1話から第5話で構成された先行上映版『兄妹の絆』が放送される。2019年4月のテレビアニメ放送開始に先がけて期間限定で劇場上映されたもので、主人公・竈門炭治郎が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでを描く。大正時代の日本。炭を売る心優しい少年・炭治郎の日常が、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異してしまった妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、ふたりが旅に出るところから物語は始まる。
10月17日の第2夜は、アニメ第15話~第21話を土曜プレミアム特別編集版で『那田蜘蛛山編』として放送。炭治郎が鬼殺隊同期で仲間の我妻善逸と、嘴平伊之助と共に那田蜘蛛山での戦いの応援を命ぜられる。だが、先遣隊の鬼殺隊員たちは蜘蛛の能力を使う鬼の一家を前に全滅寸前であった。鬼の強襲で剣士たちは散り散りに分断される。炭治郎は圧倒的な強さを誇る鬼と対峙。その強さの前に炭治郎は追いつめられ、善逸と伊之助もそれぞれ命の危機に見舞われる。炭治郎と妹・禰豆子が力を合わせて戦うことで兄妹の真の絆がみられる重要な場面に、原作者から「作画、演出、音楽すべてがすごすぎて作者もボロ泣きしました」というコメントが寄せられたほどの内容となっている。
さらに、上記放送以外にも「全集中!アニメ『鬼滅の刃』一挙放送」と題して、第6話~第14話、第22話~第26話の全話が関東ローカルで放送されることも決定。上記土曜プレミアムと合わせると、アニメ『鬼滅の刃』の「竈門炭治郎 立志編」の全てを網羅する一挙放送となる。
コメント
アニメ『鬼滅の刃』プロデューサー・高橋祐馬(株式会社アニプレックス)
私はアニメの作品イベントが好きなのですが、好きな理由の一つは“みんなで一斉に楽しめる、一緒に感動できる”からです。全国ネットのテレビ放送は、全国の方々が一斉に楽しめ、同じ番組で一緒に感動できる、ある種イベント的なものだと感じており、フジテレビ土曜プレミアムでの放送という新たなイベントにとてもワクワクしています。
上演作は、テレビアニメ放送前に一部映画館で上映していた『兄妹の絆』、今回の放送用に第十五話~第二十一話を再編集した『那田蜘蛛山編』、どちらも見どころ溢れる、2時間を超える長編作品です。是非、楽しんでいただけたらうれしいです。
編成・渡辺恒也(フジテレビ編成部)
劇場版『無限列車編』の公開に合わせて、アニメ『鬼滅の刃』をもっと多くの方にご覧いただきたいという、いちファンとしての純粋な思いから、この度の一挙放送企画を提案しました。放送形態には悩みましたが、炭治郎と禰豆子の長く厳しい旅の始まりの物語である『兄妹の絆』と、ファンの間でも“神回”として名高い第十九話『ヒノカミ」を含む『那田蜘蛛山編』を、2週連続の長編作品としてお送りすることにしました。今まで興味はあったけどまだ見たことなかったという方も、この機会にぜひアニメ『鬼滅の刃』の世界に触れていただけると幸いです!
※竈門禰豆子の「禰」はネに爾が正式表記。
■放送情報
土曜プレミアム『鬼滅の刃』第1夜<兄妹の絆>
フジテレビ系にて、10月10日(土)21:00~23:10放送
土曜プレミアム『鬼滅の刃』第2夜<那田蜘蛛山編>
フジテレビ系にて、10月17日(土)21:00~23:50分放送 ※40分拡大
第6話:10月12日(月)24:25~24:55放送
第7話:10月13日(火)24:25~24:55放送
第8話:10月14日(水)24:35~25:05放送
第9話:10月15日(木)24:40~25:10放送
第10話:10月16日(金)25:05~25:35放送
第11話~第14話:10月17日(土)13:30~15:25放送
第22話~第26話:10月24日(土)13:30~16:00放送
※関東ローカル
※放送時間変更の可能性あり
キャスト:花江夏樹(竈門炭治郎)、鬼頭明里(竈門禰豆子)、下野紘(我妻善逸)、松岡禎丞(嘴平伊之助)、櫻井孝宏(冨岡義勇)
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン:松島晃
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
脚本制作:ufotable
コンセプトアート:衛藤功二、矢中勝、竹内香純、樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名 豪
アニメーション制作:ufotable
製作:アニプレックス、集英社、ufotable
(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable