『MIU404』特派員REC・渡邊圭祐は何者? “怪しい人物”として印象を残す独自の存在感

『MIU』特派員REC・渡邊圭祐は何者?

 綾野剛と星野源がW主演を務める金曜ドラマ『MIU404』(TBS系)に、謎のナウチューバー役で出演中の渡邊圭祐。初回から“怪しい人物”として印象を残し、第7話でイタズラ110番高校生・成川(鈴鹿央士)と接触したことから、今後の展開に絡む重要人物として注目度が高まっている。

 渡邊は、2018年にスタートした『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)の仮面ライダーウォズ役で役者デビュー。演技初挑戦にもかかわらず、ガラッと雰囲気の異なる黒ウォズ、白ウォズを演じ分け、「祝え!」の決めゼリフとともに人気を集めた。24歳と、決して若くない年齢での芸能界入りだが、同作でスタートダッシュを決めると、その後も勢いが止まらない。

 仮面ライダーに続く第2作目が、あの『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。香里奈演じる流子と恋に落ちる看護師・仁志に扮し、ウォズとは真逆のヘタレ姿で「かわいい」とファンを魅了。6月にはParaviオリジナルドラマ『love distance』に出演し、人妻に惹かれてしまった青年の心の機微を表現するなど、演技の幅を広げてきた。

『恋はつづくよどこまでも』(c)円城寺マキ・小学館/TBS スパークル・TBS

 そして今回の『MIU404』。立て続けに話題作に抜擢され、視聴者はもちろん、多方面からの期待も大きい渡邊だが、そのプレッシャーに屈することなく、今作でも独自の存在感を放っている。

 渡邊が演じているのは、動画投稿サイト NOW TUBEで「ナイトクローラーチャンネル」を配信しているナウチューバー・特派員REC。ネットでみつけたネタやニュースの解説動画を日々アップし、億万ナウチューバーを目指している人物だ。

 初登場は、第1話で伊吹藍(綾野剛)が、犯人と思しき人物が乗る車を強引に止めたシーン。警察が警察沙汰を起こす現場を撮影すると、ライダーベルトのレバーのごとく、ビデオカメラのモニターを「カチャッ」と閉じる。と同時に浮かべた不敵な笑みで、一気に「なんかあるな」と視聴者を引き込んだ。

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