藤井流星が流す美しい涙のワケは? 『正しいロックバンドの作り方』で深まる絆
「悲しみの向こう側」は無事に課題提出を終え、いよいよ「電撃ロックフェス」からの合否の電話を待つのみ。シンドラ枠で放送中の『正しいロックバンドの作り方』(日本テレビ系)の第8話では、ようやく生み出した課題曲で挑んだ二次審査の結果を待つバンドメンバーの様子が描かれる。
赤川家で選考結果の電話を待つシズマ(藤井流星)、テツ(神山智洋)、コバ(吉田健悟)の3人。受かる気満々の3人はすでに紅白の横断幕を貼り、母である麦子(ふせえり)もお祝いの食事を作っていた。麦子は、盛大なお祝いにするためにもっと大きなテーブルが必要だと話し、3人に2階からテーブルを持ってくることを頼む。すると、3人が不在のときに電話が鳴り響くのであった。恐る恐る受話器を取る麦子。電話口からは、合否に関わるなんとも意味深な言葉が残されるのであった。麦子はシズマらが落選したかもしれないことを言えずに、どこかいつもと違う様子でいた。
そんな中、酒とタイを用意した幸野(小市慢太郎)やくす玉を買ってきたオギノ(栗原類)などお祝いに駆けつける面々が続々と集まってきてしまう。「悲しみの向こう側」は果たして「電撃ロックフェス」の二次審査を通過することができるのか。麦子の抱えるジレンマはどうなるのか。
いつもの微笑ましい4人のやりとりはもちろん、家族の愛やバンドの絆が描かれる第8話では、コバとシズマの過去の思い出も明かされる。第7話でのオギノとシズマの思い出のように、コバとシズマにも心温まるエピソードがあったのだ。
リーダーであるシズマがバンドメンバーにどれだけ愛され、信頼されているのかがわかるこのシーンは、同時にシズマを演じる藤井の驚きのリアクションにも注目してほしい。また、今回はシズマがとあることをきっかけに涙を流すシーンも。藤井のキラキラした瞳からツーっと流れる涙の美しさに、胸をギュッと締め付けられる。そんなシズマに対してそれぞれのメンバーがかける言葉に、視聴者はますますこのバンドへの愛が募るだろう。