大泉洋が雑誌存続のために熱弁をふるう 吉田大八監督最新作『騙し絵の牙』予告編公開
6月19日公開の大泉洋主演映画『騙し絵の牙』より、予告編が公開された。
本作は、『罪の声』の塩田武士が、「大泉洋」を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用したベストセラー小説を、大泉を主演に迎えて映画化するもの。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八が監督を務め、『天空の蜂』の楠野一郎と共に、監督自ら脚本も手がける。
大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する中、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、一見頼りないながらも実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発……クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”が描かれる。
この度公開された予告編では、廃刊危機の迫った雑誌「トリニティ」の編集長・速水(大泉洋)が、雑誌存続のために「才能を集めれば、まだまだ雑誌だって戦えるんだから!」「面白ければ、目玉は何個あったっていいんだ!」と編集部員たちに熱弁をふるう姿が映し出される。予告編中盤、「危機を乗り越えた彼らには想像を超える感動が……いや! この笑顔を信じてはいけない!」というナレーションから場面は転換し、リリー・フランキー演じる謎の男の「結局、“この人”の仕掛けにハマった」という一言を皮切りに 「こんなやり方許せません!」と意見する伝統的文芸誌「小説薫風」編集長(木村佳乃)、「戦争だな!」と出版社の危機に直面する文学界の超大御所小説家・二階堂(國村隼)、「タヌキ黙らせろよ!」と語気を強める専務・東松(佐藤浩市)など、バラエティ富んだクセモノたちの騙し合いバトルが幕を開ける。
■公開情報
『騙し絵の牙』
6月19日(金)全国ロードショー
出演:大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、坪倉由幸、和田聰宏、石橋けい、森優作、後藤剛範、中野英樹、赤間麻里子、山本學、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也、國村隼、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市
監督:吉田大八
脚本:楠野一郎、吉田大八
原作:塩田武士『騙し絵の牙』(KADOKAWA刊)
配給:松竹
(c)2020「騙し絵の牙」製作委員会
公式サイト:movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/
公式Twitter @damashienokiba