濱津隆之が車中泊を駆使して小旅行 『絶メシロード』に詰まった“かわいいおじさん”像

濱津隆之が車中泊を駆使して小旅行 『絶メシロード』に詰まった“かわいいおじさん”像

 Twitterに「#濱津かわいい」というハッシュタグがある。大ブームを巻き起こした映画『カメラを止めるな!』の主演俳優、濱津隆之のかわいさをみんなで愛でようという趣旨のもの。タイムラインには「かわいい!」という心の叫びやファンアートなどが並ぶ。

 ひげのおじさんなのにかわいい。笑顔だけじゃなく困り顔さえもかわいい。そんな濱津の魅力で隅々まで満ちているのが、彼の地上波連続ドラマ初主演作『絶メシロード』(テレビ東京系)だ。上記のハッシュタグがついたツイートは、このドラマとともにどんどん増殖している。

 「絶メシ」とは「絶滅してしまうかもしれない絶品メシ」のこと。主人の高齢化や後継者不足で閉店の危機にある個人店で提供される、安くてうまくて地元の人たちに愛されているメシのことを指す。

 ストーリーは、真面目で優しいけど会社でも家でも居場所がない、くたびれた中年サラリーマンの須田民生(濱津隆之)が、近年盛り上がりを見せる趣味「車中泊」を駆使して、週末1泊2日の小旅行で各地の絶メシとめぐりあうというもの。

 同じテレビ東京の深夜枠でヒットした『孤独のグルメ』などのグルメドラマの要素と、『サ道』や『ひとりキャンプで食って寝る』の趣味ドラマの要素、そして店への取材に基づいて語られる絶メシについての人情ドラマの要素が三位一体となってバランス良く配膳された、コスパ抜群の絶品定食のようなドラマである。

 綿密なリサーチもさることながら、森ハヤシ(ドラマ『チャンネルはそのまま!』脚本)、村上大樹(拙者ムニエル主宰。舞台『私のホストちゃん』シリーズ脚本・演出)、家城啓之(『山里亮太1204』構成・演出、「マンボウやしろ」名でDJとしても活躍)という3人の俊英脚本家の腕によるところも大いにあるのだろう。

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