『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッドから日本のファンにニューイヤー・メッセージ

『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッドから日本のファンにニューイヤー・メッセージ

 1月17日公開の映画『リチャード・ジュエル』で監督を務めたクリント・イーストウッドからのニューイヤー・メッセージが公開された。

 90歳を迎えるイーストウッド監督の40作目となる本作は、1996年アトランタ爆破事件を描く実話をもとにした物語。爆破事件の第一通報者から一転、第一容疑者とされたリチャード(ポール・ウォルター・ハウザー)は、FBI内部からの捜査情報のリークとメディアの実名報道によって爆弾犯の汚名を着せられる。情報は瞬く間に拡散、メディアによる連日の報道で、リチャードは名誉だけではなくプライバシーまでをも奪われてしまう。そんな時、リチャードの潔白を信じる無謀な弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)が立ち上がる。

映画『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッド監督ニューイヤー・メッセージ

 公開された映像では、イーストウッド監督が、「日本の皆さん、あけましておめでとうございます。映画『リチャード・ジュエル』は、96年アトランタ爆破事件の実話です。全国民が敵になってしまった英雄の物語を世界に伝えたいです」と語る。

 イーストウッド監督の心をとらえたのは、リチャードがどこにでもいる普通の男だったこと。国家に対して忠誠心を持ち、ただひとりの母を愛し、ただ人のためになる行動をしようとした男だ。「だからこそ、私はこの映画を作りたかった。潔白なリチャードの名誉を挽回するためにね。英雄的な行動によって大きな犠牲を払う羽目になり、彼は世の中から見捨てられたんだ」と思いを寄せる。リチャードの潔白は、事件発生から6年後の真犯人逮捕まで晴れることはなかったが、イーストウッドは「人は情報をきちんとまとめて考えない。6年後に真犯人が現れ、罪を告白し、逮捕されたということと、リチャードの潔白を人々はつなげて考えない」と解説。

 さらにイーストウッド監督は、「この映画を観て、観客にはこの現実を知ってほしい。また、社会として、我々はもっとましな行動をとれるのではないかということにも気づいてほしい。その“気づき”が、リチャードが我々に与えてくれた教訓だとすれば、素晴らしいことであり、それこそ“英雄”なんだ」と語っている。

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■公開情報
『リチャード・ジュエル』
1月17日(金)全国ロードショー
出演:サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、ポール・ウォルター・ハウザー、オリヴィア・ワイルド、ジョン・ハム
監督・製作:クリント・イーストウッド
原作:マリー・ブレナー、バニティ・フェア 『American Nightmare: The Ballad of Richard Jewell』
脚本:ビリー・レイ
製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
(c)KaoriSuzuki
公式サイト:richard-jewell.jp

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