ジャック・ロウデン、『ファイティング・ファミリー』の共感できる要素を語る
現在公開中の映画『ファイティング・ファミリー』より、ジャック・ロウデンのコメントが届いた。
『ワイルド・スピード』シリーズのドウェイン・ジョンソンが愛と絆に感動し映画化した本作は、世界規模のプロレスリングを興業するWWEの2014年の舞台で、一夜にしてスーパースターの座を掴み取った女性ファイター・ペイジの実話に基づいた家族の物語。
レスリングの固い絆で結ばれているナイト一家は、イギリス北部ノーウィッチでレスリング・ジムを営んでいた。中1の時からリングに立っていた18才のサラヤ(フローレンス・ピュー)は、日々ジムに通う子供たちにレスリングを教え、いつかはWWEの試合に出て一家を盛り上げたいと願う健気な娘だ。兄のザック(ジャック・ロウデン)もプロレス命だが、愛する彼女と結婚をし、普通の家庭も持ちたいと思っている。そんな兄妹は、トレーナーのハッチ(ヴィンス・ヴォーン)に誘われ、WWEのトライアウトに参加することに。そこで二人が尊敬してやまない、かのドウェイン・ジョンソンとの対面を果たす。大喜びでトレーニングに勤しむ兄妹だったが、サラヤだけが次のステージに進み、フロリダに行くことが決まる。兄と二人で渡米したいと言い張るサラヤを、ザックが「家族みんなのためにお前一人でも行ってくれ」と説き伏せ、リング名を「ペイジ」に決めたサラヤは、大好きな家族と別れてアメリカに渡る。
ロウデンは自身が演じた役について「僕が演じたペイジの兄のザックは夢破れて失意の中、立ち直ろうともがく男なんだ。すごくクールで大好きなキャラクターだし、ザックの頭の中をあれこれ探検してみるのも楽しかった」とコメント。また、本作の物語について「このストーリーは万人が共感できる要素がたくさん詰まっていると思う。誰もが『将来なりたい自分』を思い描いて頑張るからだ。思い通りになるやつもいれば、ならないやつもいるけれどその過程を体験することが大事だと思う」と語っている。
■公開情報
『ファイティング・ファミリー』
TOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開中
監督・脚本:スティーヴン・マーチャント
出演:フローレンス・ピュー、レナ・へディ、ニック・フロスト、ジャック・ロウデン、ヴィンス・ヴォーン、ドウェイン・ジョンソン
配給:パルコ ユニバーサル映画
原題:Fighting with My Family/2019年/アメリカ/英語/108分/シネスコープ/5.1ch
(c)2019 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC., WWE STUDIOS FINANCE CORP. AND FILM4, A DIVISION OF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://fighting-family.com