『まだ結婚できない男』深川麻衣との距離が急接近? 桑野の本音を包み隠せない残念さ
13年前に人気を博したドラマ『結婚できない男』の続編『まだ結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系)。前作から月日は流れ、時代は令和を迎えたが主人公の“結婚できない男”桑野信介(阿部寛)は現在53歳、相変わらず独身を貫いている。
第3話では、隣人の早紀(深川麻衣)の素性が明かされ、桑野と早紀の距離が縮まった。さらに彼を取り巻く女性3人同士が全員顔見知りとなり接点ができ、いよいよこのストーリーの主要登場人物たちが出揃い、物語の土台が整う形となった。
桑野は早紀の部屋から漏れ聞こえてくる痴話喧嘩や殺人計画が台詞の内容であり、彼女が女優であることに気づく。さらにふとしたきっかけから、自分がペットショップでずっと眺めていたパグ犬の飼い主が早紀だということも発覚。何やら面白い展開になりそうな流れだが、ここで期待を裏切らないのがある意味“もっている男”桑野である。
たまたまパグ犬の散歩中に早紀に出くわした桑野。そこに彼女の元恋人で人気俳優の野村信吾(平田雄也)がヨリを戻したいとやってくる。2人はとっさに恋人のふりをして、しつこく迫る野村を追い払うが、後日、3人が口論している写真が週刊誌に掲載されてしまう。
「年下女優とのスキャンダル」という何とも夢のある話題に周囲は大盛り上がりするも、皆が口を揃えて「若い女性が桑野さんを相手にするはずがない」と笑い飛ばす。このとばっちりにうんざりした桑野は、肖像権の侵害だと憤慨し弁護士のまどか(吉田羊)に相談するものの「訴えたところで勝ち目はない」と一蹴されてしまう。
そんな中、早紀は台詞の練習相手を桑野に依頼してくる。部屋での2人きりの練習も気が引けると思った桑野が練習場所に選んだのは、閉店後の有希江(稲森いずみ)のカフェだった。