『スカーレット』水野美紀、『奪い愛』に続く“振り切った演技”で物語を支える 次週は喜美子の恋も?

『スカーレット』水野美紀、『奪い愛』に続く“振り切った演技”で物語を支える 次週は喜美子の恋も?

 『スカーレット』(NHK総合)が第3週「ビバ!大阪新生活」より、喜美子(戸田恵梨香)の大阪生活がスタートした。

 生まれ故郷の大阪にたった1人で6年ぶりに戻ってきた喜美子。常治(北村一輝)が遠い親戚のツテを辿って見つけてきた荒木商事は、社長・さだ(羽野晶紀)による女性下着のデザイン会社。喜美子は、さだが営む荒木荘で炊事、洗濯、掃除といった下働の仕事をする新米女中として、大久保(三林京子)の指導のもと、働くことになる。

 荒木荘には個性豊かな住人がそれぞれの自由なスタイルで生活をしている。医学生の圭介(溝端淳平)、元公務員で変わり者の雄太郎(木本武宏)、そして新聞記者のちや子(水野美紀)。喜美子は、荒木荘にやってきた初日、賄い付き、さらには布団があることにテンションが上がって、「うわーい! うれしー!」とでんぐり返しでふすまを隣の部屋まで蹴り飛ばす。その隣人がちや子だった。朝帰宅してきて仮眠を取るといった多忙で不規則な生活。部屋は汚く、色気もなし、身なりに気を遣うこともないその風貌はなかなかの衝撃を受ける。

 大久保を柔道で言う対戦相手として宣誓する喜美子を見て、「おもろいな」といち早く目をつけていたのも、ちや子だった。それは新聞記者としての勘なのだろうか。やがて、2人は喜美子が信楽で拾った焼き物のかけらをきっかけに、仲が深まっていく。ちや子が、いつにも増して疲れている様子の時は、ペン立てと一緒に、歌える喫茶・さえずりのコーヒー一杯無料券を。「顔が明るくなったら心も明るくなる」、そんな話を喜美子は荒木商事で聞き、ちや子に口紅を買ってあげたかったと嘆くのだ。喜美子の自然な気遣いが伝わったのか、ちや子は下着ショーに行くための靴を喜美子に貸し出し、焼き物のかけらの価値を見出すため、ちや子の働く新聞社へ。

 ちや子の上司(辻本茂雄)は、焼き物のかけらを「価値があるような、ないような」と鑑定。ちや子の部屋と同じく、酷く荒れた車内を見て、いてもたってもいられなくなった喜美子は手際よく片づけを行い、その仕事ぶりから今の給料の5倍で引き抜きの声がかかるのだ。つまるところ、焼きもののかけらには、喜美子を新聞社に導いた、そのこと自体に価値があるということだろう。

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