『毒戦 BELIEVER』チョ・ジヌンの新場面写真公開 「あえてオリジナルや原作をチェックしない」

『毒戦』チョ・ジヌン新場面写真

 現在公開中の映画『毒戦 BELIEVER』の主演を務めたチョ・ジヌンの新場面写真が公開された。

 本作は、ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国リメイク版。『お嬢さん』『親切なクムジャさん』のチョン・ソギュンが脚本を手がけた。

 巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から1人の生存者・ラク(リュ・ジュンヨル)が発見される。ウォノ刑事は組織に見捨てられたという青年・ラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意する。

 公開された場面写真では、ウォノ刑事を演じるチョ・ジヌンが体を張って潜入捜査を行う姿が切り取られている。

 ジヌンは、本作の出演依頼を受けた際のことを「実は一切迷わなかったんです。脚本を初めて読んだ時はまだその他の出演者も決まっていない時期だったのですが、これは面白いと感じ、即決で出演することを決めました」とコメント。ジョニー・トー監督が手がけた原作の『ドラッグ・ウォー 毒戦』については、「また役作りをする際には、あえてオリジナルや原作をチェックしないようにしています」と観ていないことを明かしている。

 また、共演したラク演じるリュ・ジュンヨルのことを「この作品で、リュ・ジュンヨルという素晴らしい俳優と出会うことができて、本当に良かったです。自身の持ち味を良く理解し、エネルギーのコントロールが抜群にうまく、とても賢くて、感性の鋭い俳優だと思います」と評価しており、イ・ヘヨン監督については「、イ・ヘヨン監督を表現するとしたら、まるで歩く図書館のように知識やアイディアに溢れていながら、とても親しみやすく誰からも愛される人。 そして現場でディテールに至る部分まで、繊細に丁寧に俳優に語って演出する監督です。 俳優に寄り添い、魅力を引き出す、素晴らしい監督だと思います」と印象を語っている。

20191009_believer2
20191009_believer4
20191009_believer3
20191009_believer1
20191009_believer
previous arrow
next arrow
20191009_believer2
20191009_believer4
20191009_believer3
20191009_believer1
20191009_believer
previous arrow
next arrow

■公開情報
『毒戦 BELIEVER』
シネマート新宿ほか全国公開中
監督:イ・ヘヨン
脚本:チョン・ソギョン
出演:チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、キム・ジュヒョク、チャ・スンウォン、パク・ヘジュン
配給:ギャガ・プラス
原題:Believer/2018年/韓国/韓国語/124分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:根本理恵
(c)2018 CINEGURU KIDARIENT & YONG FILM. All Rights Reserved.
公式サイト:gaga.ne.jp/dokusen

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる