『万引き家族』の城桧吏が映画初主演 『都会のトム&ソーヤ』実写映画化決定

 ベストセラー児童小説『都会のトム&ソーヤ』(講談社YA! ENTERTAINMENT刊)が、城桧吏主演で実写映画化されることが決定した。

 シリーズ累計180万部を超え、「マチトム」と呼ばれて愛読されている大人気の推理小説シリーズを原作とした本作は、“究極のゲーム”を作るため、都会の様々な場所を舞台にデコボコ中学生コンビが推理と冒険を繰り広げていく物語。

 第71回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した『万引き家族』の城が演じるのは、どこにでもいそうな中学2年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人。学校始まって以来の天才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也の対照的なキャラクターとなる。

 『ニセコイ』『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』の河合勇人が監督を務め、脚本を『おっさんずラブ』の徳尾浩司が手がける。

 なお本作は、2020年春に撮影予定、2020年夏に全国ロードショーされる予定だ。

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コメント

城桧吏

『都会のトム&ソーヤ』は小学校の時に図書室で借りて、読んだ事がありました。まさか、この本の主人公、内藤内人役に自分がなれるなんて思ってもいなかったので、出演させて頂く事が決まって、とても驚き、とても嬉しく思っています。初めて主演をさせて頂くので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられる様に頑張ります! 今までやったことのない役なので今からすごく楽しみです! 明るくサバイバル能力に優れている内人になりきりたいと思います!!

監督・河合勇人

はやみねかおる先生の『都会のトム&ソーヤ』は放課後、友だちと川っぺりをどこまで行けるか歩いたり秘密基地を作って宝物を隠したりして遊んだ少年時代の幸福な時間を思い出させてくれました。今回映画を監督させて頂くにあたり自分の中に眠っていたトム&ソーヤを縦横無尽に暴れさせて現代の子どもたちを巻き込んで新たな冒険に出てみたいと思います。さあみんな、スマホを捨て都会に出よう!(あ、でもスマホは持って行った方がいいか?)

脚本・徳尾浩司

はやみね先生の描かれる『都会のトム&ソーヤ』には、次々とページをめくりたくなるワクワク感が詰まっています。映画でもその世界観を大切にして、ぐいぐいとスクリーンに吸い込まれるような、躍動感の溢れる内人と創也の冒険をお届けできたらと思います。 『都会のトム&ソーヤ』で育ったお父さんお母さん、今『都会のトム&ソーヤ』が大好きな少年少女、皆さんで楽しめる映画にしたいです。

原作・はやみねかおる

『都会のトム&ソーヤ』の実写映画化が決まりました。これも、読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。河合勇人監督に徳尾浩司脚本と来れば、ぼくにとっては『スリル! 〜赤の章・黒の章〜』。内藤内人役は『万引き家族』の城桧吏さん。そして、多くのスタッフのみなさん。いったい、どんな『都会のトム&ソーヤ』を見せてくださるのか? 今からワクワクしています。(ポップコーンとコーラは、すでに用意できてます)

■公開情報
『都会のトム&ソーヤ』
2020年夏、全国ロードショー
出演:城桧吏
監督:河合勇人
脚本:徳尾浩司
原作:はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』(講談社YA! ENTERTAINMENT刊)
配給:イオンエンターテイメント
製作幹事:電通、ヨアケ
製作プロダクション:ROBOT
(c)2019マチトム製作委員会

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