新田真剣佑×北村匠海『サヨナラまでの30分』ヒロインは久保田紗友 「皆さんの心にも残る作品に」

 新田真剣佑と北村匠海がW主演を務める2020年1月公開の映画『サヨナラまでの30分』のヒロインを、久保田紗友が務めることが決定した。

 本作は、『君と100回目の恋』の大島里美がの脚本を手がけ、『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務めた青春音楽ラブストーリー。1年前に死んだバンドミュージシャンのアキ(新田真剣佑)は、明るくて物おじせず、率先して人を引っ張っていく前向きな性格だった。そんなアキとは正反対の性格で、人と関わることが苦手な大学生の颯太(北村匠海)は、就職活動も失敗ばかり。ある日、颯太はカセットテープを拾う。それが再生されるたった30分間だけ、颯太の体の中身は死んだはずのアキになる。出会うはずのない二人を繋いだカセットテープは、アキが遺したものだった。颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行く。それは颯太と彼女との出会いでもあった。アキと颯太の歌が彼女に届くとき、3人の世界が大きく変わり始める。

 今回、すでに出演が発表されている葉山奨之、上杉柊平、清原翔に加え、ヒロインの村瀬カナ役を久保田が務めることが決定した。ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)や『この世界の片隅に』(TBS系)で注目を集め、映画『ハローグッバイ』では長編映画初主演も務めた久保田。弱冠19歳の彼女が演じるのは、新田演じるアキの生前のバンドメンバーであり、恋人でもあったカナ。バンドではピアノを担当していたが、アキが死んでバンドが解散してからは音楽も辞めてしまい、普通の大学生活を送っている。そんな中、北村演じる颯太の体を借りてバンド再結成をたくらむアキが、カナに近づいていくことにより、颯太とも関りを持つことに。二人は次第に心を通わせていく。

 久保田がラブストーリーに挑戦するのは本作が初めて。同じく初挑戦となるピアノ演奏も、クランクイン前から猛特訓で挑んだという。

コメント

久保田紗友(村瀬カナ役)

村瀬カナ役を努めさせて頂くことになりました久保田紗友です。
撮影に入る前の準備段階で、ピアノの練習やボイトレ、バンドメンバーとリハを重ねたりと、約半年程常に私の心の片隅にカナがいて、現場では自然と役に入り込むことができました。
カナは真っ直ぐで芯の強い女の子ですが、大切な人を亡くしそれでも前に進もうと頑張る姿に私自身共感して苦しいと感じることもありましたが、監督、スタッフ、キャストの皆さんの支えがあり、カナという人物、人生を全身で感じて向き合うことができました。
観て下さる皆さんの心にも残る作品になると思いますので、是非たくさんの方に届いて欲しいです。

萩原健太郎監督

ヒロイン役のオーディションは、数ヶ月の間で数回に分けて行われたのですが、久保田さんとはその最後に会いました。負けず嫌いな性格が強く出た、まるでこちらを拒否しているような眼差しがカナというヒロイン像と重なりました。撮影が進んでいくにつれ、芝居に対しての感の良さはもちろんのこと、自らを解放しどんどん自由に、いきいきと変化していく姿に驚きました。久保田さんのお陰でカナという役が想像していたよりも何倍も魅力的なキャラクターになったと思います。

プロデューサー:井手陽子

何色にも染まっていないフレッシュなヒロインを求めて行ったオーディションで、久保田紗友さんと出会いました。その凛とした姿からは、言葉を発せずとも、熱い情熱を感じ、その眼差しは、鋭くも、温かくもあり、様々な想いを抱えて生きる“カナ”というキャラクターそのものだと感じました。撮影では、ふとした表情や、仕草に、何度も心震わされました。この出会いがあったからこそ、“カナ”というキャラクターは、飛躍し、成長できたと思っています。物語に新たな一面をもたらしてくれたこの出会いは、今思えば必然としか思えません。

■公開情報
『サヨナラまでの30分』
2020年1月公開
出演:新田真剣佑、北村匠海、久保田紗友、葉山奨之、上杉柊平、清原翔
監督:萩原健太郎
脚本:大島里美
プロデューサー:井手陽子 
制作・配給:アスミック・エース
(c)2020『サヨナラまでの30分』製作委員会
公式サイト:http://www.sayonara-30min.com
公式twitter:@sayonara_30min
公式Instagram:@sayonara_30min/

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