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唐田えりか、『凪のお暇』で頭角を現す 物語に“清涼感”をもたらす第2のヒロインに

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 『凪のお暇』(TBS系)にてタクシーで我聞(高橋一生)の手に触れ、急接近した市川円。このシーンは原作漫画には登場せず、キャラクターの強さを観る者に印象づけ、その動向から目が離せない人物を演じているのが唐田えりかだ。

 我聞が彼女の存在を意識し始めているように、一つの見立てをするならば、市川は本作において、ヒロイン・凪(黒木華)に続く“第二のヒロイン”的なポジションだと言えるだろう。とはいえ、第5話にきてようやく彼女が大きく動き出したように、まだまだその役どころが掴めない存在ではある。連続ドラマという性質上、まだ5巻までしか刊行されていない原作漫画にないものが描かれることは確実で、市川の立ち振舞によって、作品の感触は今後どんどん変わっていくことになるはずだ。

『凪のお暇』第6話より

 演じる唐田は、艶のある黒髪をなびかせて笑顔を見せ、泥沼化も予想されるドラマ展開に、一種の清涼感をもたらしている。しかしこれも、“今のところは”である。我聞が、“ストレートヘア”、“空気を読んでしまう性格”の凪と市川を、どこか重ねて見てしまっているのは事実であって、彼を間に挟んでの、女性二人の対峙にも期待を持ってしまう。

 一見おとなしそうな見た目ながら、そっと(かつ大胆に!)市川が我聞の手に触れたシーンは、多くの視聴者の方の胸をザワつかせたに違いない。“利発さ”とは少しばかり異なる彼女の朗らかな声は愛嬌とも受け取れるものだが、人物相関を眺めてみれば、ヒロインの黒木をはじめとする手練の先輩女優陣の中、唐田の瑞々しく、かつ、どこかたどたどしい演技が、この市川というキャラクターに見事にマッチしているのだ。

      

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