玉城ティナが「うっせー、クソムシが」と吐き捨てる 伊藤健太郎主演『惡の華』特報&ビジュアル
伊藤健太郎主演映画『惡の華』の公開日が9月27日に決定し、あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。
本作は、『別冊少年マガジン』に2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」オトコ編の10位にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見修造の同名コミックを実写映画化するもの。連載中の2013年にはテレビアニメ化、2016年には舞台化を果たし、数多くの映画化のオファーを受け、原作者からの逆指名で『片腕マシンガール』『覚悟はいいかそこの女子。』の井口昇監督がメガホンを取ることになった。脚本は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里が担当する。
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描いた本作で、主人公・春日高男役を伊藤が務める。中学2年生、思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、そのことを秘密にする代わりに彼女との“契約”を持ちかけられる役どころを演じる。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村を演じるのは、玉城ティナ。また、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、数百人以上のオーディションを経て秋田汐梨が抜擢された。そして、今回初の映像化となる高校時代に春日と交流を深める常磐文役を、飯豊まりえが務める。
公開されたティザービジュアルは、ひっくり返った椅子、墨汁まみれの黒板、そして壁に書き殴られた落書きを背景にした、伊藤と玉城の姿が切り取られている。
「変態」というワードが散りばめられた特報映像は、鋭い眼光の玉城が、原作でも印象的な「うっせー、クソムシが」という強烈なセリフを口にするシーンから始まる。また、伊藤が、憧れている女子の体操着の匂いを嗅ぐ姿や、大雨の中半裸で雄叫びを上げる姿も。さらに、原作における中学時代編の一番のハイライトとされる、深夜の教室を破壊するシーンも確認できる。
さらに、ティザービジュアルをあしらった数量限定オリジナルポストカードセット(2枚組)が特典として付くムビチケが、6月14日に発売されることも決定した。
■公開情報
『惡の華』
9月27日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:井口昇
脚本:岡田麿里
原作:押見修造『惡の華』(講談社刊)
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ
製作:ハピネット、NTTぷらら、ファントム・フィルム、角川大映スタジオ
製作幹事:ハピネット
共同幹事:NTTぷらら
製作プロダクション:角川大映スタジオ
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)押見修造/講談社(c)2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト:akunohana-movie.jp