高橋ひかるが語る、『俺スカ』が伝えるメッセージ 「挑戦する勇気を教わりました」

高橋ひかるが語る、『俺スカ』のメッセージ

「ぜひ最終話まで見届けていただけると嬉しいです」

ーー現場の雰囲気はいかがですか?

高橋:すごく明るいです。とにかくずっと喋っています(笑)。毎話、タイトルバックで生徒みんなでチャレンジ動画というのをやっているんです。例えば前を向きながらゴミ箱にペットボトルをシュートするチャレンジは、150回くらいやりました。私たちもドキドキして見守っていて、入った時はみんなで歓声をあげて喜んだりして、一緒に同じものを作っているというチーム感も強まったと思います。

ーー古田さんとお話されることもあるんですか?

高橋:古田さんの方から、生徒のみんなに話しかけてくださって、現場を和ませてくれるんです。セリフの後に一言付け加えて笑わせたり、そういうことをさらっとできる古田さんはかっこいいなと思いますね。

ーー毎話古田さん演じる原田先生の生徒へのメッセージが胸を打ちます。

高橋:型にとらわれず生きるということを改めて学びました。2話でもショーパブ(ショーレストラン)に行って、そこでショーを見て新しく振り付けを取り入れて、妊娠した先生に届けるというシーンがあったのですが、その場面では本来だったらしちゃダメ、あり得ないことに挑戦する勇気を教わりました。自分は頭が硬い方だと思うので、そういう部分を変えていきたいと思いました。

ーー高橋さんも現在高校3年生ですが、ご自身ではどんな「JK」だと思いますか?

高橋:老けているJKです(笑)。単純に体力がなくて、みんなと遊びに行ったりしても、私はもうちょっとしたらベンチで休みたいっていうタイプなんです(笑)。言葉遣いが古めかしかったり、ノリが昭和っぽかったり…… 小さい頃からおばあちゃんとよく一緒にいたので、その名残があるのか少し老けていると思います(笑)。

ーー共演者の方からも言われたり?

高橋:16歳には見えないっていろんなところで言われます。服屋さんに行っても、店員さんより年上に見られて「お姉さん、私より年上だと思うんですけど」とか言われることがすごい多かったです。でも最近はやっと年齢と見た目が追いついた気がするので嬉しいです。

ーー今回、川崎結衣という役は原田先生の教えを通して、チアへの情熱を改めて気づかされる役柄です。高橋さんのこれまでの人生の中で印象的な言葉はありますか?

高橋:女優デビューしたときに、石橋冠監督とご一緒させていただいたんです。その時私はド素人で、現場に入ったこともなくて。正直その時はお芝居のレッスンが本当に怖くて「大丈夫かな」「やらかさないかな」みたいなことばかり考えていたんですけど、当時を振り返ってみると本当にありがたい貴重な経験をさせていただいたと思います。k

 その時、現場でよく「せっかち!」と言われていたんです。元々の性格がせっかちで焦っちゃって、セリフを滑ったりすることも多かったんですが、そういった癖を直していただいたのも石橋監督です。その作品の舞台挨拶の時に石橋監督からは「心で演じる女優になってほしい」とおっしゃっていただいて、その言葉をいただいたことがすごく嬉しかったです。

20190525-takahashihikaru-sub7
20190525-takahashihikaru-sub5
20190525-takahashihikaru-sub4
20190525-takahashihikaru-sub2
20190525-takahashihikaru-sub1
previous arrow
next arrow
20190525-takahashihikaru-sub7
20190525-takahashihikaru-sub5
20190525-takahashihikaru-sub4
20190525-takahashihikaru-sub2
20190525-takahashihikaru-sub1
previous arrow
next arrow

ーー高橋さんの思う役者という仕事の魅力は?

高橋:自分じゃない何かになれることです。普通に生きていたら人になりきることなんかない、そういう普通だったらおかしなことを、役者だったら真面目に突き詰めて、いろんな生き方ができるところが私はすごく魅力だなって思います。

ーー今後、視聴者にご自身の演技で注目していただきたいところはありますか?

高橋:存在感を出していきたいです。私が演じる結衣って、いるだけで華があって目を引いたりする役柄と思うので、セリフを発さなくても「あ! ここに川崎いるな!」って画面の端っこでも気づいてもらえるようになりたいです。

ーー『俺のスカート、どこ行った?』の今後の見どころは?

高橋:観ていく中で、きっとどんな人でも、響く言葉があるドラマです。私たち演者も原田先生の言葉を受けて成長したいですし、観ている方も「このままじゃいけないな」って感じる場面もあると思います。ぜひ最終話まで見届けていただけると嬉しいです。

※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記

(取材・文=島田怜於/写真=伊藤惇)

■放送情報
土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜放送
出演:古田新太、松下奈緒、白石麻衣、永瀬廉(King & Prince)、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、長尾謙杜(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、阿久津仁愛、須藤蓮、堀家一希、眞島秀斗、富園力也、黒田照龍、河野紳之介、兼高主税、葵揚、次も大塚、吉田翔、中西南央、高橋ひかる、竹内愛紗、箭内夢菜、秋乃ゆに、宮野陽名、国府田聖那、染野有来、西村瑠香、前川歌音、宮部のぞみ、松村キサラ、松永有紗、菊池和澄、宇田彩花、横島ふうか、小市慢太郎、じろう(シソンヌ)、桐山漣、大西礼芳、片山友希、伊藤あさひ、田野倉雄太、中川大輔、大倉孝二、荒川良々、いとうせいこう
脚本:加藤拓也
音楽:井筒昭雄
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:大倉寛子、茂山佳則(AXON)
IPプロデューサー:植野浩之
キャラクター(原田のぶお)監修:ブルボンヌ、白川大介
演出:狩山俊輔、水野格
制作協力:AXON
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/oresuka/

▼高橋ひかる チェキプレゼント▼

髙橋ひかるのサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
6月2日(日)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる