『ビューティフル・ボーイ』インタビュー&メイキング映像公開 T・シャラメらが作品について語る

『ビューティフル・ボーイ』特別映像

 4月12日公開の映画 『ビューティフル・ボーイ』より、キャスト・スタッフ総勢9名のインタビューとメイキングを収録した特別映像が公開された。

 本作は、Netflixオリジナルドラマ『13の理由』の脚本を手がけたニック・シェフをモデルとしたヒューマンドラマ。8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服した青年ニックと、彼を支え続けた家族たちの姿を描く。

 主人公ニックをシャラメが演じるほか、ニックの父・デヴィッドを『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレルが演じる。ブラッド・ピットが代表を務めるプランBエンターテインメントが製作を担当し、『オーバー・ザ・ブルースカイ』のフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンが監督を務めた。

『ビューティフル・ボーイ』インタビュー&メイキング特別映像

 公開された特別映像は、本編映像とインタビュー、メイキングが組み合わされた構成。ピット率いるプランBの製作のジェレミー・クライナーが、「2冊の回顧録が元になっている」と映画の成り立ちを説明し、脚本のルーク・デイヴィスが「両方をあわせることにより、心を揺さぶられる物語を書けると思った」と回想する様子から始まる。

 また、原作者であり、本作のモデルとなったデヴィッド・シェフとニック・シェフのコメントに加えて、ドラッグに堕ちていく息子ニックを演じたシャラメが「今の時代にこそ伝えるべきだと思う」と作品について語り、苦悩を滲ませながらも息子を信じ続ける父親デヴィッド役を演じたカレルも「家族や親子の絆を描いている」と本作の特徴とドラッグの脅威についてコメントする姿も捉えられている。

 他にも製作のデデ・ガードナーが、ニックが美しい自然に囲まれて育ったことを表現するためにサーフィンや山のシーンが重要だったと語り、衣装を担当したエマ・ポッターがデヴィッドとニックから借りた写真を参考にして衣装を決めていったことを、当人たちの写真とあわせて紹介するなどの製作秘話も明らかにされる。

 また、本作が初の英語作品となる監督・脚本をつとめたヒュルーニンゲンがシャラメに演出をつけているシーンや、マリン郡の海岸やゴールデン・ゲートブリッジでの撮影の裏側が映し出されたメイキングの様子も確認できる。

■公開情報
『ビューティフル・ボーイ』
4月12日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか公開
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
脚本:ルーク・デイヴィス
出演:スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ   
製作:PLAN B
配給:ファントム・フィルム
2018/アメリカ/120分/ビスタサイズ/R-15
(c)2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
公式サイト:beautifulboy-movie.jp

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