富田健太郎が語る、『僕キミ』への特別な思いと役者としての夢 「この2カ月学ぶことが多かった」

富田健太郎が語る、『僕キミ』への特別な思いと役者としての夢 「この2カ月学ぶことが多かった」

DearDreamの一員として立った武道館

ーー富田さんが俳優を目指したきっかけは?

富田:そもそもは高校生の時に事務所にスカウトしてもらったことがきっかけです。最初は芸能界のことは何も知らなかったので、お芝居や発声のレッスンに通わせてもらいました。高校を卒業して、周りが大学生になっていく中で、自分は職業として芸能活動をやっていくと真剣に考えるようになって、意識が変わっていきました。スカウトされた時は、まったくこの仕事に興味がなかったのですが、親に相談したら、「何でもやってみたらいいんじゃない?」と背中を押してくれました。

ーーお芝居が面白く感じたのはいつ頃からですか?

富田:最初は、人に見られて芝居をすることが恥ずかしくて恥ずかしくて……。当然ですが、芝居中はみんなじっと自分を見るから「恥ずかしい」という気持ちがずっとありました。でも、周りの人たちはそういう意識がまったくない。お芝居になったらスイッチが入るのがかっこよかったんです。むしろ恥ずかしがっている自分がダサくて、悔しいと思ったんですよね。そこから自分も演技にのめりこむようになりました。

ーー2013年に俳優デビューしてドラマに出演しつつ、初主演を務めたのは、2015年の舞台作品ですね。

富田:舞台だと稽古もありますし、幕が開いたら閉じるまでずっと繋がっていますが、映像作品の撮影だと、シーンごとに区切って撮っていきます。お芝居という点では共通していますが、舞台だと見ているお客さんや後ろの人まで届くように、声をしっかり出したり、仕草も大きくしますが、撮影だと、普通の声で普通の仕草をする。でもその「普通」というのが難しくて、試行錯誤するのが楽しいです。

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ーーそしてDearDreamの活動をスタートしてからは、歌、ダンス、声優と、かなりフィールドが広がりましたね。

富田:声優のお仕事は、こんなにも難しいものなのかと驚愕しましたね、最初はかなり落ち込みました。自分なりに精一杯考えて演じたのですが、それを客観的に聞いた時に棒読みに思えましたし、全然できていなくて。自分の中でやっているお芝居と、実際に作品になった時のものの落差が激しかったんです。その時の音響監督さんが親切にいちから僕たちに教えてくれて、毎回チャレンジさせていただきながら、少しずつアフレコのことがわかってきました。声優だと、発声や滑舌の良し悪しもはっきりと出ますし、セリフの秒数もしっかり決まっている。アニメーションにしっかりはめ込むのが難しく、プロの声優さんは職人みたいだと思いました。

ーーDearDreamとして立った日本武道館のステージはどうでしたか?

富田:武道館のステージは自分の中でも特別な経験で、人生でなかなか見ることのない光景でした。まさか自分がステージからその景色を見る側になるとは思ってもいなかったので、感動しましたね。ただ、プレッシャーもあったから歌もダンスもかなり練習しましたね。とくにダンスに関してはメンバーそれぞれの個性が少しずつ出てくるようになったのですが、僕は完コピするのに精一杯でした。自分流というものがもっと出てくるところまでいけたらよかったな、と今なら思います。

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