野村周平、『僕の初恋をキミに捧ぐ』主演に意気込み 「今年も野村を突き通していこうと」
1月19日からスタートする土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)。主人公を演じる野村周平をはじめ、ヒロインの桜井日奈子、宮沢氷魚、佐藤寛太、松井愛莉の5名が会見イベントを実施した。
本作は、青木琴美の同名コミックを初ドラマ化したもので、20歳まで生きられない少年と、その少年を全身全霊で愛する幼なじみの少女の物語。重い心臓病で「20歳まで生きられない」と宣告されてしまった主人公・逞を演じるのは、テレビ朝日系ドラマ初主演となる野村。自分の病を知って一時は初恋の相手・繭から遠ざかろうとするも、やがてその愛を“命を懸けて”貫く道を選ぶ高校生役に挑む。また、小さい頃に逞が20歳まで生きられないと知って以来、一途に病を治す方法を探し求める幼なじみの繭を桜井が演じる。本作は2009年に同名で映画化もされ、当時は逞を岡田将生が、繭を井上真央が演じた。
会見はロケ地である学校の校舎で行われ、キャスト全員が制服姿で登場。撮影終了後の会見とあって、和やかな様子でスタート。司会者に役名で呼ばれ登壇すると、学校のように「直立、礼」と挨拶の号令をかける野村。会場は笑い声で包まれた。その後も、全員が口々に話すことで学校の休み時間のような雰囲気でトークが進行し、司会者が現場の様子について聞く際は、「いじられ役の佐藤さんから」との無茶ぶりも飛び交った。キャスト全員が頷きながら”いじられ役”と言われている様子を聞いていたことに佐藤は「俺ですか!? あんまり自覚症状がなかったですけど、他覚症状がすごいな」と笑う。続けて「すごい和やかで、いつも周平くんが盛り上げてくれて。すごい楽しく撮影も進んでいます。スタッフさんとのコミュニケーションもかなり取りながら、チームワーク良く進めています」と話した。それに対して野村は「そうですね、基本野村と一緒に仕事をする人は楽しんで帰ってもらいたいというように思って、俳優をやらせてもらっているので、現場では明るく楽しく、そういう現場作りの方をさせていただいています」とかしこまった口調で答え、佐藤を笑わせる。
しかし桜井から、野村は1日に何度も同じ話をしていると明かされると、野村は慌てて理由を説明。野村に言わせると、同じ日に宮沢に話し、佐藤に話し、と繰り返しているとそこにいつも桜井がいるだけだという。野村は「僕がワンシーンごとに同じ話をしているみたいで、語弊がある! それはやめいただきたい。僕の今後の俳優人生においても、まだまだ続けていきたい一心なので!」と桜井に詰め寄る。すると佐藤は「そこまでキャリアに響かないでしょ! とんでもなく些細ですけど!(笑)」と冷静なツッコミを入れ、笑いが起きた。