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桐谷健太、『まんぷく』で新たなハマり役に 愉快で豪快なムードメーカーとしての魅力

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 NHKの連続テレビ小説『まんぷく』で、新たなハマり役を得たように思える桐谷健太。ムードメーカーな商社マン・世良勝夫役としてたびたび登場してきては、ヒロイン・福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)夫妻に、愉快に豪快に影響を与えている。

 桐谷といえば、彼が知名度を飛躍的に上げたドラマ『ROOKIES』(2008・TBS系)での“三枚目姿”の印象がいまだに強く残っている方も多いだろう。これまで彼は多くの映画・ドラマで、作品の感触やシーンの印象を左右するムードメーカーを演じてきた。デビューしたての20代前半より、『ゲロッパ!』(2003)、『69 sixty nine』(2004)、『パッチギ!』(2005)といった数々の超話題作に出演。作品のムードづくりを担う一人を演じてきたのだが、これはつまり、“若手”と呼ばれる時期からこの手のキャラクター・ポジションの担い手として映画界の中心に立ち続けてきたということである。同世代の俳優の中では一線を画す存在だ。振り返ってみれば、「あの作品のあの役は、桐谷健太だったのか……」と思い当たることも多いのではないか。

 ここ近年では、『くちびるに歌を』(2015)や『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)などでの愉快な姿が思い浮かぶ。KDDIのCM「au三太郎シリーズ」で演じる“浦ちゃん”こと浦島太郎も好評で、いまや桐谷といえばこのキャラクターに結びつける方も多い。

 そんな桐谷が出演する『まんぷく』。そもそも本作は、福子も萬平もがムードメーカーとしての素質を持った愉快なキャラクターなのだが、桐谷演じる世良は、これに加えて“豪快”な男だ。激動の時代を逞しく生きる彼は、萬平のことを一方的に親友と呼んでみては「一緒に組んで商売をしよう」と強引気味にはたらきかける。一見すると自分勝手な振る舞いをする人間にも思えるが、核心を突いた彼の一つひとつの言葉は、発明家として行き詰まり燻っている萬平にとって大きな刺激ともなっている。

      

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