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『サバイバル・ウェディング』は最高のヒューマンドラマに 波瑠、吉沢亮らが示した”幸せの在り方”

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 9月22日に『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の最終回が放送された。全話を通して本ドラマは、単なるラブコメディではなく、“結婚”というフィルターを通すことで“人それぞれの幸せの在り方”を描き出したヒューマンドラマであった。

 “結婚=幸せ”と考える人も多いだろう。黒木さやか(波瑠)もその中の1人であり、結婚相手に求めるものは「安定した経済力、外見が爽やかで浮気をしない」こと。まさにピタリと当てまったのが柏木祐一(吉沢亮)であったが、インドで起業するからついてきてほしいという頼みに心が揺らいでいた。そして、祐一の父・惣一(生瀬勝久)からの厳しい言葉に「私たち一緒にいるべきじゃない」と祐一との結婚を諦めてしまう。

 この悩みを救ったのが宇佐美博人(伊勢谷友介)だ。rizへの出資を約束していた柏木惣一に物申せば、これまでの仕事が水の泡になってしまうとさやかは止めるが、宇佐美はお構いなしに惣一の前へ。自分だけでなくパートナーの人生も背負うことを覚悟してプロポーズをした祐一、自分の首をかけてまで戦う宇佐美、タイプは違えど2人のまっすぐな思いにさやかは覚悟を決め、祐一とインドに行くことを選んだ。

 宇佐美の「大切なのはどんな選択をするかじゃない。自分がした選択を強く生きるかどうか!」という言葉によって、さやかは背中を押された。結婚すれば幸せになれると思っていたさやかは、宇佐美によって結婚という選択をし、それを追求していくことで初めて幸せになれることを気付かされたのだ。

 この考えこそが宇佐美の幸せそのものではないだろうか。rizの成長の立役者として、バリバリ仕事をこなし、服はハイブランドで固めている宇佐美。いつも自信に満ち溢れ、自己愛が強いのは、何よりも自分の道を強く生きている証拠。私生活は独身、仕事の資料だらけのボロアパートに住んでいる。宇佐美の考える幸せはそういった外側の部分ではなく、考え方や生き方そのもの。宇佐美は仕事に全力を注ぎ、雑誌を、部下を愛していた。そして何より自らを愛しているからこそ、いつも自身に溢れ、強い芯がある。

      

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