波瑠と風間俊介の関係がついに決着 『サバイバル・ウェディング』は様々な恋愛の形を示す

『サバ婚』が示す様々な恋愛の形

 「人を幸せにする力っていうのは年をとっても価値が下がることはない」。9月1日に放送された『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)第7話では、宇佐美博人(伊勢谷友介)の言葉によって黒木さやか(波瑠)と石橋和也(風間俊介)の関係が解決へと向かった。

 和也に結婚破棄されたことがきっかけでriz編集部で働くこととなったさやかは、編集部のメンバーの様々な恋愛観を見てきた。同僚の三浦多香子(高橋メアリージュン)が取引先の永瀬義徳(野間口徹)と不倫関係にあったことが発覚した第6話では、衝突をしながらも友人として三浦を支えた。

 今週の放送でさやかは、先輩の杉優子(須藤理彩)の家族とショッピングモールで出くわす。「働く母親にとって休日に子供の笑顔が見られる場所がいちばんのパワースポットだからね」と家族団欒を楽しむ姿もまた、さやかの目には、憧れの形のひとつとして映ったに違いない。

 そして、第7話で宇佐美が放った言葉は、さやかと和也の関係を考え直すきっかけとなるものだった。宇佐美は、「結婚なんてな、女が男から搾取するために作られたシステムだ」と極論を言い放つが、男女関係に対する彼の考え方は常に核心を突くものばかり。それにさやかは何度も助けられてきた。

 養うことへの自信がないため、結婚に二の足を踏む男が多いと分析する宇佐美。だからこその不安を補ってやればいいとさやかに告げる。「どんなに金を持ってるやつでも、将来どうなるかわからないんだ。勤めてる会社が倒産するかもしれないし、病気になるかもしれない。そんな時、お前が漢になって男を支えてやれ」と続ける宇佐美の言葉にさやかは和也のことを思い出す。

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