山崎賢人ら医師たちが患者の家族を支える 『グッド・ドクター』“きょうだい児”が抱える悩み
しかし翔太は、友人とカラオケを楽しんでいる途中、陽翔が腫瘍から出血し、緊急でオペをすることになったと湊(山崎賢人)から電話を受ける。最初は躊躇っていたが、病院に駆けつけた翔太は「すげえ怖かった」と、弟にもう会えなくなったらどうしようと不安を感じていたことを明かす。翔太は湊から「心配する相手がいるということはとても幸せなことです。大切な人だから心配をします」と、翔太や香織が陽翔を心配するのと同じように、陽翔も家族みんなのことを心配していたということを聞かされた。
お互いを思いやるからこそ、苦しみに陥っていた家族。翔太が陽翔の思いを知って湊に協力を求めたことで、陽翔が家族のためを思って希望していた外出の代わりに、病院の屋上で家族みんなで花火をすることができた。
第7話に関して、ネット上では「きょうだい児って言葉は初めて聞いた」という声もあれば、「グッド・ドクターのお兄ちゃんの気持ちわかる」「きょうだい児の事もっと広まって欲しい」という意見も上がっていた。夏美が香織に伝えていた「病気は、患者さん1人だけじゃなくその周りにいるご家族や、医師みんなで向き合っていくものです。だから安心してもっと私たちを頼ってください」という言葉は、同じように悩みを抱える人に、そして医師だけでなく近所の人や友人などその周りの人々に、支え合って生きていくことをの大切さを教えてくれた。
(文=大和田茉椰)
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
■放送情報
『グッド・ドクター』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00放送
出演:山崎賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、板尾創路、柄本明ほか
原作:『グッド・ドクター』(c)KBS(脚本:パク・ジェボム)
脚本:徳永友一、大北はるか
プロデュース: 藤野良太、金城綾香
協力プロデュース:西坂瑞城
演出: 金井紘、相沢秀幸
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/gooddoctor/