“家族”となった永野芽郁と間宮祥太朗 『半分、青い。』鈴愛と“ダメンズ”涼次の未来は?

『半分、青い。』鈴愛と涼次の未来は?

 涼次は、助監督として携わる元住吉祥平(斎藤工)の映画『追憶のカタツムリ2』の制作費に新居用のお金を補填し、さらには映画のシナリオが最後まで書けないことが決定打になり、鈴愛に“ダメンズ”であることがバレてしまう。同居していた祥平の「犬みたいで猫みたいなところがある」「人の懐に入って生きていくんだと思った」という言葉通りに、涼次はあっちへころころ、こっちへころころと、甘い汁を吸って生きてきた。涼次の不安げな部分を見透かしていた晴は、鈴愛との何でもない電話の中で、親子や兄弟と夫婦の違いを教える。もともとは他人。生まれたときからいる家族とは違う。努力がいるけれど、そんなときは「ありがとう」「ごめんね」の、優しい言葉をかけてあげる、と。多忙な日々と“三オバ”相手に、晴の言葉は鈴愛の記憶の彼方に消えてしまっていそうだが……。

 「鈴愛の“モノづくり”に影響を与える人々」として、有田哲平をはじめとした新たなキャストが発表された。フランチャイズである100円ショップの大納言で、次々と湧き出る鈴愛のアイデアに、オーナーの光江(キムラ緑子)は、鈴愛を店の店長に任命する。第17週「支えたい!」では、祥平と涼次の映画制作に、ひとつの決着が。鈴愛の妊娠告白もあり、さらなる怒涛の展開を迎えていきそうだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>
作:北川悦吏子
出演:永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一/佐藤健、原田知世、谷原章介/余貴美子、風吹ジュン、中村雅俊/豊川悦司、井川遥、清野菜名、志尊淳、中村倫也、古畑星夏
制作統括:勝田夏子
プロデューサー:松園武大
演出:田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

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